統合失調症で障害年金の受給は難しいでしょうか?

障害年金のことなら障害年金.jp

障害年金ならお任せください
障害年金に関する無料相談は06-6429-6666までどうぞ!平日9時から18時まで受け付けています
 

統合失調症で障害年金の受給は難しいでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は40代の専業主婦です。

5年前に体調不良で病院にかかりましたが、その時は強迫性障害と診断されました。

2年くらい治療しましたが改善されず悪化し、現在の心療内科で統合失調症と診断を受け通院しています。

体調は良くなったり悪くなったりを繰り返しており、被害妄想で外出ができず、家事もできない時もありますが、最近はやや落ち着いており、週2日ほど短時間のパートをしています。

障害年金のことをネットで知り、申請してみようと思っていますが、私の状態で年金受給は厳しいでしょうか?

また、5年前にさかのぼって請求することはできるでしょうか?

本回答は2020年8月現在のものです。

 

ご質問者様の場合、現在の状態であれば障害年金が受給できる可能性は考えられますが、過去にさかのぼって請求する方については、スムーズに認定を得ることは難しいことが考えられます。

 

現在は統合失調症と診断されているとのことですので、たとえば、妄想・幻覚などの異常体験や、自閉・感情の平板化・意欲の減退などの陰性症状があるため、日常生活が著しい制限を受ける場合は、障害年金が受給できる可能性が考えられます。

しかし、過去にさかのぼって請求する場合、強迫性障害と診断されている時にさかのぼることになるため、強迫性障害などの神経症は認定の対象となっていないことから、スムーズに認定を得ることは難しいことが考えられます。

 

神経症での障害年金申請について

強迫性障害などの神経症にあっては、その症状が長時間持続し、一見重症なものであっても、原則として、認定の対象とはなりません。「神経症にあっては原則として認定対象とならない」とは、その傷病による障害については、それがどのようなものであっても、その状態をもって、障害等級に該当する程度以上の障害の状態にあたるものとはしない、との趣旨となっております。

ただし、その臨床症状から判断して精神病の病態を示しているものについては、統合失調症または気分障害に準じて取り扱うとされ、例外的に認定の対象となります。強迫性障害については再審査請求で支給となった裁決もあります。

 

以上のことを踏まえ、現在の状態についての請求(事後重症請求といいます)、および過去にさかのぼって請求(障害認定日請求といいます)についてご検討されてはいかがでしょうか。

 

なお、さかのぼって請求する場合は、5年前にさかのぼるのではなく、初診日(初めて病院を受診した日)から1年6か月経過した日(障害認定日)の時点にさかのぼって請求することになります。

5年前が初診日であれば、その日から1年6か月経過した日、つまり3年6か月前の時点にさかのぼって請求することになります。

 

弊所では、初めて受診した日の特定から、受給の可能性があるかの判断、どのように申請作業を進めるか、そして申請、受給までフルサポートを行っております。

詳しいお話をお聞かせください。

年間100件以上の申請の経験を活かして、障害年金受給までの不安から解放するお手伝いを致します。

ここをクリックして、声を聞かせてください。

 

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

当サイトでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

 

◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

疑問などがございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。

お問合せフォームへ

お電話でも承ります

06-6429-6666

平日9:00~18:00