双極性障害2型です。苦学生です。毒親や苦学生である事情は障害年金に考慮されないですか。

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双極性障害2型です。苦学生です。毒親や苦学生である事情は障害年金に考慮されないですか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

双極性障害2型と診断されています。

名門私立大学に通学しています。

大学には自分で働き学費を稼ぎながら通学してきました。

親は今でいう毒親ですので、

学費を出してはくれません。

そのため、働きながら独学で勉強し、2浪の末大学に入りました。

しかし、働きながら大学の単位を取得することは難しく、

また、人間関係も築くことができず、

1年休学をして学費をためて復学をしたりもしましたが、

もう限界です。

医師からは双極性障害2型と診断され、大学か仕事かどちらかを選んだ方がいいと言われています。

生活のことを考えると仕事を辞めることは出来ませんので、

大学を辞めるしかありません。

しかし、ここまで苦労して大学に通ってきたんです。

諦められません。

なんとか、障害年金を受給できれば仕事の時間数を減らすことができます。

どうしても障害年金を受給したいです。

こうした事情は考慮されないのでしょうか?

本回答は2018年2月時点のものです。

 

ご質問内容から、胸が痛むようなこれまでの経緯、

また、現在も非常に大変な状態であると拝察いたします。

 

しかしながら、苦学生であることや両親からの援助が受けられないことといった事情は、

障害年金の審査の際に考慮されません。

 

精神の障害の程度の認定について

精神の障害の程度は、

その原因、諸症状、治療及びその病状の経過、

具体的な日常生活状況等により総合的に認定されます。

 

障害年金は、障害の状態を審査し、

障害等級に該当するか否かによって受給の可否が決まります。

個々の大変な事情については考慮されません。

 

双極性障害の各等級に該当する障害の状態は、以下の通りです。

双極性障害の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

上記をご参考いただき、

申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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