3か月後に障害年金の更新があるのですが、今働くと3級に等級ダウンしますか?

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3か月後に障害年金の更新があるのですが、今働くと3級に等級ダウンしますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は双極性障害で障害厚生年金2級を受給しています。

医師からは今は働かない方がいいと言われていますが、

先月くらいから興奮した状態が続き、

躁転したのか何でもできるぞという気持ちになりました。

3か月後に障害年金の更新があるのですが、

今働くと3級に等級ダウンしますか?

本回答は2018年10月現在のものです。

 

障害年金の更新では、障害の状態について改めて審査されます。

働いていることだけで、支給停止や3級への減額改定が行われるのではありません。

働きながら障害厚生年金2級を受給されている方もおられます。

 

精神障害で就労している場合の日常生活能力の判断については、以下の通りです。

精神障害で就労している場合の日常生活能力の判断について

精神障害で就労している場合、

労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものととらえず、

その療養状況を考慮するとともに、

仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、

他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで

日常生活能力を判断されます。

 

障害年金の更新は、診断書のみで審査されます。

更新の際に就労している場合は、

上記について医師に伝え、診断書に記載していただきましょう。

 

なお、双極性障害の方が躁状態になり就労ができても、

症状が改善したのではないことが多く、障害の特性のひとつでもあります。

 

更新の際は、以下の認定基準を参考にしてください。

双極性障害の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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