左膝の骨折で仕事に支障をきたしています。障害年金をもらうのは難しいのでしょうか?

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左膝の骨折で仕事に支障をきたしています。障害年金をもらうのは難しいのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

夫が交通事故で左ひざを骨折し、手術をしましたが以前のようには曲がらなくなり、痛みもあるので仕事に支障をきたしているようです。

できることなら障害年金をもらって、会社は退職したいと言いますが、夫のようなケースでは障害年金をもらうのは難しいのでしょうか?

本回答は2020年7月現在のものです。

 

ご質問内容からは、具体的な筋力や関節可動域等がわかりかねますが、左ひざのみが強直し、関節が動かない状態の場合は、3級に該当する可能性も考えられます。

 

一下肢の機能障害の認定基準は、次の通りです。

一下肢の機能障害の認定基準

【2級】

  • 一下肢の3大関節中いずれか2関節以上の関節が全く用を廃したもの

具体的には、一下肢の3大関節中いずれか2関節以上の関節が、

  1. 不良肢位で強直しているもの
  2. 関節の他動可動域が、健側の他動可動域の2分の1以下に制限され、かつ、筋力が半減しているもの
  3. 筋力が著減または消失しているもの

のいずれかに該当する程度のものをいいます。

【3級】

  • 一下肢の3大関節のうち、2関節の用を廃したもの

具体的には、関節の他動可動域が健側の他動可動域に2分の1以下に制限されたもの又はこれと同程度の障害を残すもの…例えば、起床から就寝まで固定装具を必要とする程度の動揺関節をいいいます。

  • 一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの…例えば、一下肢の3大関節中1関節が不良肢位で強直しているもの
  • 人工骨頭又は人工関節をそう入置換したもの

【障害手当金】(症状が固定されているもの)

  • 一下肢の3大関節のうち、1関節に著しい機能障害を残すもの

具体的には、関節の他動可動域が健側の他動可動域の3分の2以下に制限されたもの又はこれと同程度の障害を残すもの…例えば、常時ではないが、固定装具を必要とする程度の動揺関節、慣習性脱臼をいいます。

 

ただし、下肢の機能に大きな支障がなく、疼痛(痛み)が強い場合は、以下のように取り扱われます。

疼痛について

疼痛は、原則として認定の対象となりません。

ただし、次の1〜4等の場合は、発作の頻度、強さ、持続時間、疼痛の原因となる他覚所見等により、以下の通りに取り扱います。

  1. 四肢その他の神経の損傷によって生じる灼熱痛
  2. 脳神経及び脊髄神経の外傷その他の原因による神経痛
  3. 根性疼痛
  4. 悪性新生物に随伴する疼痛等
  • 3級…軽易な労働以外の労働に常に支障がある程度のもの
  • 障害手当金…一般的な労働能力は残存しているが、疼痛により時には労働に従事することができなくなり、就労可能な職種の範囲が相当な程度に制限されるもの

 

3級および障害手当金は、厚生年金にしかない等級、制度です。

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