厚生年金に加入し、週4日1日7時間就労しています。障害厚生年金3級をもらうことは可能でしょうか?

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厚生年金に加入し、週4日1日7時間就労しています。障害厚生年金3級をもらうことは可能でしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は10年前から統合失調症を患っております。

家族の勧めもあり、障害厚生年金の申請を検討しています。

しかし私は今、厚生年金に加入しており、週4日1日7時間就労しています。

この状態で障害厚生年金3級をもらうことは可能でしょうか?

ちなみに会社では幻聴がうるさくて仕事のミスが多かったり、

会社の方と仕事の話はかろうじて出来るのですが、

コミュニケーションが上手くとれていません。

本回答は2018年10月現在のものです。

 

障害年金の受給の可否は、

就労をしているか否かの一事をもって決定されるものではありません。

障害の状態が障害等級に該当すると判断されれば認定を得ることができます。

 

精神障害で就労している場合は、以下のことを考慮して、

診断書や病歴就労状況等申立書を作成する必要があります。

 

精神障害で就労している場合の日常生活能力の判断について

精神障害で就労している場合、

労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものととらえず、

その療養状況を考慮するとともに、

仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、

他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで

日常生活能力を判断されます。

 

ご質問内容からは、仕事の種類や内容等はわかりかねますが、

仕事のミスが多いことやコミュニケーションが上手くとれないこともしっかり記載し、

申請をされてはいかがでしょうか。

 

なお、統合失調症の認定基準は以下の通りですので、

申請の際はご参考にしていただけると幸いです。

 

統合失調症の認定について

統合失調症は、罹患後数年ないし十数年の経過中に症状の好転を見ることもあり、

また、その反面急激に増悪し、その状態を持続することもあります。

したがって、統合失調症として認定を行うものに対しては、

発病時からの療養及び症状の経過を十分考慮するものとされています。

 

統合失調症の認定基準

  • 1級…高度の残遺状態又は高度の病状があるため高度の人格変化、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験が著明なため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…残遺状態又は病状があるため人格変化、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験があるため、日常生活が著しい制限を受けるもの 
  • 3級…残遺状態又は病状があり、人格変化の程度は著しくないが、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験があり、労働が制限を受けるもの

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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