精神の障害年金では、初診日より一年六か月の間継続して通院していないとダメですか?

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精神の障害年金では、初診日より一年六か月の間継続して通院していないとダメですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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精神の障害年金は、初診日より一年六ヶ月が経過している事が条件としてありますが、

その間継続して通院していないとダメですか?

何ヶ月もブランクがある場合はどうなりますか?

また、前半と後半とで病院が違う場合ではどうなりますか?

二つ合わせて一年六ヶ月あればいいんでしょうか?

本回答は2018年6月現在のものです。

 

障害年金は、障害認定日が到来すれば申請が可能です。

障害認定日とは

障害認定日とは、障害の程度の認定を行うべき日をいい、原則として、

  1. 初診日から起算して1年6月を経過した日
  2. 傷病が治った日(その症状が固定し、治療の効果が期待できない状態に至った日を含む)

のいずれか早い日となります。

 

精神の障害の場合、上記1.になるため、

初診日から起算して1年6か月経過すれば申請が可能です。

通院期間が1年6か月必要ということではありません。

例えば、ある年の2月10日が初診日とした場合、

翌年の8月10日が障害認定日になります。

 

この1年6か月の間、通院をしていない期間があっても申請は可能です。

また、初診日の病院と障害認定日の病院が違っても、申請は可能です。

 

ご質問内容からは傷病名が分かりかねますが、

申請の際は、下記の障害の状態の基本を参考にしてください。

障害の状態の基本について

【1級】日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの

  • 他人の介助を受けなければ、ほとんど自分の用を弁ずることができない程度のもの
  • 身の回りのことはかろうじてできるが、それ以上の活動はできない又は行ってはいけないもの
  • 病院内の生活でいえば、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの
  • 家庭内の生活でいえば、活動の範囲がおおむね就床室内に限られるもの

【2級】日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

  • 必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、日常生活は極めて困難で、労働による収入を得ることができない程度のもの
  • 家庭内の極めて温和な活動(朝食作り、下着程度の洗濯等)はできるが、それ以上の活動はできないもの又は行ってはいけないもの
  • 病院内の生活でいえば、活動の範囲がおおむね病棟内に限られるもの
  • 家庭内の生活でいえば、活動の範囲がおおむね家屋内に限られるもの

【3級】

  • 労働が著しい制限を受けるか又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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