初診日が40年以上前の15歳の頃です。それでも障害年金は受給できるのでしょうか

- 詳しいプロフィール
- 2004年:厚生労働省入省
- 2008年:社労士資格を取得
- 2012年:西宮市の社労士事務所に就職
- 2015年:独立し、中井事務所を設立
-
初診日が40年以上前の15歳の頃です。
これまでずっと苦しんできましたが、障害年金の手続きはしたことがありません。
それでも障害年金は受給できるのでしょうか。
初診日が今から40年前であっても障害年金の請求はできます。
初診日は15歳のころだったとのことですので、20歳前傷病の障害基礎年金の請求となるでしょう。
20歳前傷病の障害基礎年金とは…
先天性の病気などにより20歳前から障害があり、初診日が、20歳前(年金制度に加入していない期間)にあり、かつ、障害の状態が1級または2級に該当する場合には、障害基礎年金を受けることができます。
では、20歳前傷病の障害基礎年金を受給するために必要な点を整理しましょう。
20歳前傷病の障害基礎年金を受給するために必要な点
◆POINT1◆
20歳前の年金未加入期間に初診日があることを証明すること
◆POINT2◆
障害の状態が障害等級(1級または2級)に該当していること
1級、2級の状態は、以下の通りとなっています。
障害年金の等級 障害の状態 2級 日常生活に著しい制限があるもの 1級 他人の介助がなければほとんど自分の用事を済ませることができないもの ◆ふたつの注意点◆
- 保険料納付要件は問われません。
- 知的障害に限っては、初診日の証明は必要ありません。
本事案の場合
本事案の場合、初診日が40年も前になりますので、初診時の診療録が残っている可能性は低いでしょう。
その場合、20歳前に初診日があることを証明できる資料を探すこととなります。
例えば、20歳前に取得した障害者手帳などです。
本事案の場合、上記「20歳前の年金未加入期間に初診日があることを証明すること」が重要なポイントになるでしょう。
障害年金を受給するために
障害年金の審査は、「しんどい」、「お金に困っている」、「悲しい」等ではなく、あくまで認定基準に該当しているか否かを審査されます。
そのため、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。
ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。
一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。
お電話でも承ります
06-6429-6666
平日9:00~18:00
このQ&Aの回答者
- 2004年:厚生労働省入省
- 2008年:社労士資格を取得
- 2012年:西宮市の社労士事務所に就職
- 2015年:独立し、中井事務所を設立
初診日に関するその他のQ&A
- 精神の障害年金では、初診日より一年六か月の間継続して通院していないとダメですか?
- 精神の障害年金は、初診日より一年六ヶ月が経過している事が条件としてありますが、その間継続して通院していないとダメですか?何ヶ月もブランクがある場合はどうなりますか?また、前半と後半とで病院が違う場合ではどうなりますか?二つ合わせて一年六ヶ月あればいいんでしょうか?
- 初診日の病院と現在の病院は違うのですが障害年金の診断書はどちらに書いてもらうのですか。
- 障害年金の申請について質問です。当方、うつ病で通院中です。初診日の病院と現在の病院は違うのですが、診断書はどちらの病院に書いてもらうのですか?まだ市役所で受給資格があるか確認していませんが、気になりました。
- 障害年金の初診日は、障害の原因となった時ですか?それとも受診した時ですか?
- 私は18歳の時にスクーターによる自損事故を起こし、首を捻挫したようでしたが、痛みを我慢していました。数日で痛みの症状は治まったので、病院には行きませんでした。30歳の時に肩こりや首の痛みが激しくなり受診したところ、頸椎の変形が見つかり、18歳の時の自損事故の影響だと言われました。現在も投薬を続けながら仕事を続けていますが、手のしびれや脱力があり、労働に支障をきたしています。障害厚生年金3級に該当すると思うのですが、私の場合初診日は、障害の原因となった18歳の時ですか?それとも実際に受診した30歳の時になるのでしょうか?
- 保険料免除期間が長い場合は、障害年金の受給申請は通らないんでしょうか?
- 初診日からさかのぼって過去の保険料免除期間が長く、殆どで支払いができていない場合は、障害年金の受給申請は通らないんでしょうか?
- 不整脈。心臓機能障害の初診日について。
- こんにちは。私は、不整脈の手術後、それまでなかった重度の心臓機能障害が発生し、今日に至っています。障害年金における心臓機能障害の初診日は、不整脈の初診日の日でしょうか、それとも不整脈の手術の日ですか?


