障害年金は審査が厳しいうえに、国民の税金で生活させてもらうことになるのですか?

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障害年金は審査が厳しいうえに、国民の税金で生活させてもらうことになるのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私はうつ病と診断され、傷病手当金で生活していますが、あと半年で終了します。

あと半年では完治せず復職は無理だと思います。

実家で暮らしているので生活保護は認められません。

障害年金は審査が厳しいうえに、国民の税金で生活させてもらうことになるので、

申請するのは恥ずかしいと両親は言います。

本当にそうなのでしょうか?

本回答は2018年10月現在のものです。

 

障害年金の認定基準には、障害の状態によって等級が定められており、

軽度の場合は認定が得られないことがありますが、

厳しくて全く認定が得られない、ということはありません。

うつ病の場合、

気分障害によって就労に支障をきたす場合は、認定が得られることもあります。

 

うつ病の認定基準は、以下の通りです。

うつ病の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

生活保護は租税を財源とした無拠出の公的扶助ですが、

障害年金は、一定の保険事故に対して、

被保険者があらかじめ保険料を拠出し、保険者が給付を行う、

社会保険のひとつです。

 

原則として年金保険料の納付を前提とする制度となっており、

「保険料を払ったから保険給付を受けられる」という点では

民間保険と近い制度になっています。

障害を負ったという保険事故が起こったため、障害年金を請求するということは、

当然の権利であり、決して恥ずかしいことではありません。

 

ご質問内容からは、

初診日要件や保険料納付要件を満たしているかがわかりかねますが、

要件を満たしている場合は、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

「初診日要件」とは

初診日は、国民年金と厚生年金のどちらに加入していたか、

その加入していた制度によって、もらえる年金の種類が決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

※初診日とは…障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。ただし、知的障害の場合は、出生日が初診日となります。

 

「保険料納付要件」とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

当サイトでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

 

◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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