障害年金のことを勉強していますが、わからないことがいくつかあります。

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障害年金のことを勉強していますが、わからないことがいくつかあります。

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

家族がうつ病で引きこもりです。

知人から障害年金のことを聞き勉強していますが、わからないことがいくつかあります。

  1. 障害年金を受給すると、将来受給する老齢年金は減額されるのでしょうか?
  2. 傷病手当金を受給している場合、障害年金は受給できるのでしょうか?
  3. 雇用保険と障害年金は両方同時に受給できるのでしょうか?
  4. 就職した場合、障害年金は不支給になるのでしょうか?
  5. 就職した会社に、障害年金の受給はばれるのでしょうか?

本回答は2020年9月現在のものです。

 

1.障害年金を受給すると、将来受給する老齢年金は減額されるのでしょうか?

 

「障害年金を受給する」ことのみで、老齢年金が減額されることはありません。

 

ただし、障害年金2級以上に認定され、国民年金保険料の「法定免除」を受けた場合は、老齢年金の年金額は満額ではなくなります。

法定免除とは

次に該当する「国民年金の第1号被保険者」は、届け出れば保険料が免除されます。

  • 障害年金1級または2級を受けている
  • 生活保護の生活扶助を受けている
  • 国立及び国立以外のハンセン病療養所などで療養している

 

この国民年金保険料が免除となっている期間については、老齢基礎年金の額は、2分の1を納付したものとして計算されるため、将来の老齢基礎年金年金額は満額ではなくなります。

満額に近づけるために、法定免除を受けずに保険料を納めることも可能です。

 

2.傷病手当金を受給している場合、障害年金は受給できるのでしょうか?

 

同一傷病で、傷病手当金と障害厚生年金の受給期間が重なっている場合は、傷病手当金の方が併給調整を受けます。

障害厚生年金と傷病手当金の併給調整について

同一傷病について、障害厚生年金を受給している期間と傷病手当金を受給している期間が重なっている場合、傷病手当金について減額調整されます。

  • 傷病手当金>障害厚生年金の場合、傷病手当金は差額分が支給されます。
  • 傷病手当金<障害厚生年金の場合、傷病手当金は支給されません。

ただし、別傷病の場合は調整されません。また障害基礎年金のみの場合も調整は行われません。

受給している期間が重なっていない場合は、併給調整はされません。

 

3.雇用保険と障害年金は両方同時に受給できるのでしょうか?

 

両方同時に受給できます。併給調整は受けません。

 

4.就職した場合、障害年金は不支給になるのでしょうか?

 

就職したことのみで障害年金が不支給になることはありません。

 

ただし、就職をしたことで、ほかの健康な方と同じように働くことができ、労働や日常生活に支障がない、と判断された場合は、不支給になる場合があります。

就職をした場合でも、障害があることに配慮してもらっている、サポートをしてもらっているなど、周りから援助を受けている場合は、支給されることがあります。

 

5.就職した会社に、障害年金の受給はばれるのでしょうか?

 

障害年金を受けていることを会社に報告する義務はありません。

報告しなければ会社に知られることはなく、障害年金を受けていることなどの個人情報については、ご本人以外調べることはできません。

ご自身で話さない限り、会社の方に知られることはないでしょう。

 

また、障害年金は非課税のため、年末調整の際に申告する必要もありません。

申告しなければ、障害年金を受給していることを会社に知られることはありません。

 

年末調整の際に障害者控除を受ける場合、障害者手帳の種類を記載するため、精神の傷病があることが知られる可能性はありますが、年末調整では障害者控除を受けずに、後日、ご自身で確定申告をして障害者控除を受けることもできます。

詳細は税務署等にお尋ねください。

 

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障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
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より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
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