仕事の日はやる気が出ないのですが休みの日は意欲的になります。障害厚生年金は受給できますか?

障害年金のことなら障害年金.jp

障害年金ならお任せください
障害年金に関する無料相談は06-6429-6666までどうぞ!平日9時から18時まで受け付けています
 

仕事の日はやる気が出ないのですが休みの日は意欲的になります。障害厚生年金は受給できますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

夫がうつ病で傷病手当金を受給していましたが、復職できず退職しました。

貯金はいくらかありますが、今後の生活がとても不安です。

2年前が初診日で厚生年金に加入してましたので、障害厚生年金の申請を考えています。

夫はいわゆる新型うつなのか、仕事の日になると行けなくなり、やる気が出ないようなのですが、休みの日は意欲的に外出ができますし、よく食べよく寝ます。

好きなものを好きなだけ買ってしまうので、金銭管理は任せられません。

このような状態で障害厚生年金が受給できるのでしょうか?

本回答は2020年10月現在のものです。

 

うつ病などの気分障害は、本来、症状の著明な時期と症状の消失する時期を繰り返すものです。

そのため、障害年金の認定に当たっては、現症のみによって認定することは不十分であり、症状の経過及びそれによる日常生活活動等の状態を十分考慮する、とされています。

 

ご主人の場合も、意欲低下が著しい時期と症状の消失する時期を繰り返している場合は、それまでの症状の経過や日常生活活動等の状態を考慮され、その結果、障害厚生年金の認定が得られる可能性も考えられます。

ただし、断片的な症状しか主治医に伝わっておらず、正しい障害の状態が診断書に反映されない場合は、希望する結果が得られない場合もあります。

例えば、意欲的な状態だけが主治医に伝わり、その状態のみが診断書に記載された場合は、労働能力や日常生活能力に問題はなく認定基準に該当しないと判断され、認定が得られない可能性も考えられます。

 

日頃から主治医としっかりコミュニケーションを取り、正しい障害の状態について把握していただきましょう。

 

なお、うつ病の認定基準は次の通りです。

うつ病の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

弊所では、初めて受診した日の特定から、受給の可能性があるかの判断、どのように申請作業を進めるか、そして申請、受給までフルサポートを行っております。

詳しいお話をお聞かせください。

年間100件以上の申請の経験を活かして、障害年金受給までの不安から解放するお手伝いを致します。

ここをクリックして、声を聞かせてください。

 

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

当サイトでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

 

◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

疑問などがございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。

お問合せフォームへ

お電話でも承ります

06-6429-6666

平日9:00~18:00