うつ病です。障害者年金は傷病手当金をもらっていたらもらえるのですか。

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うつ病です。障害者年金は傷病手当金をもらっていたらもらえるのですか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

うつ病です。

仕事復帰も出来ず、傷病手当金をもらいながら退職しました。

現在は夫の給料と傷病手当金で生活していますが、

高校生と中学生の息子がいるため正直生活は楽ではありません。

傷病手当金の期間ももうすぐ終わりますが、働ける状態ではありません。

働かなければと焦れば焦るほどうつになります。

障害者年金というものがあると聞きましたが、

これは傷病手当金をもらっていたらもらえるものなのでしょうか。

本回答は2015年11月時点のものです。

 

傷病手当金と障害年金は根拠法を異にする全く別の制度となっています。

そのため傷病手当金をもらっていたら障害年金をもらえるというものではありません。

障害年金を受給するためには、障害年金の請求をして審査を受ける必要があります。

精神の障害の程度の認定について

精神の障害の程度は、

その原因、諸症状、治療及びその病状の経過、具体的な日常生活状況等により、総合的に認定されます。

 

ご質問内容からは日常生活能力の減退の程度はわかりかねますが、

就労が継続できない状態とのことですので、受給可能性は考えられます。

 

傷病手当金の支給期間

傷病手当金の支給期間は、支給を始めた日から起算して1年6か月となります。

 

一方、障害年金の障害認定日は、原則として、

請求する傷病の初診日から起算して1年6月を経過した日となっています。

初診日から1年6か月経過した日以降に診断書を取得して申請することができます。

障害年金の審査期間

障害年金の審査期間の目安は、

  • 障害基礎年金の場合、3か月
  • 障害厚生年金の場合、3か月半

となっていますが、実際の審査は長くかかるケースでは6か月〜1年近くかかるケースも見受けられます。

 

収入がない期間を作らないためにも、障害認定日が到来すれば速やかに診断書を取得し、

障害年金を申請しましょう。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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