本回答は2018年9月現在のものです。
障害年金には、年収が300万円以上になったら支給停止になるといった定めはありません。
障害年金には、原則として所得制限はありません。
そのため、所得が一定額を超えたことの一事をもって支給停止になるものではありません。
ただし、例外として、20歳前傷病の障害基礎年金の支給を受けている方には、
所得制限が設けられています。
20歳前傷病の障害基礎年金の所得制限
扶養親族がいない場合、
- 所得額4,621,000円を超えると全額支給停止
- 所得額3,604,000円を超えると年金額の2分の1が支給停止
なお、世帯人数が増加した場合、扶養親族1人につき所得制限額が38万円（※）加算されます。
※対象となる扶養親族が老人控除対象配偶者または老人扶養親族であるときは、1人につき48万円加算。特定扶養親族等であるときは1人につき63万円加算となります。
上記の通り、20歳前傷病の障害基礎年金の所得制限も「年収300万円」といった定めとはなっていません。
障害年金は、障害状態が障害等級に該当すると判断された場合、
支給されます。
所得が300万円を超えていても、障害の状態が障害等級に該当すると判断された場合は、
障害年金が支給されます。
また、たとえ所得が0円であったとしても、障害の状態が障害等級に該当しないと判断された場合は、
受給することができません。
障害年金の受給の可否は、所得の一事をもって決定されるものではありません。
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