18歳の時に事故で右の人工股関節を入れました。今からでも障害年金は受給できるのでしょうか?

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18歳の時に事故で右の人工股関節を入れました。今からでも障害年金は受給できるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は45歳の会社員です。

恥ずかしながら、この歳まで障害年金の存在を知らずにきてしまいました。

実は、18歳の当時高校生だった時に原付で事故を起こし、右に人工股関節を入れました。

現在も人工股関節なのですが、今からでも障害年金は受給できるのでしょうか?

ご質問者様の場合、現在45歳とのことですので、今からでも障害年金を申請することは可能です。

しかし、事故を起こしたのは当時高校生だった18歳の時(この日が初診日になります。)ですので、障害基礎年金の申請となり、障害の状態が2級以上に該当しないと受給できません。

人工関節をそう入置換したものについて3級と認定されるため、障害基礎年金の申請で3級の認定を得ることはできません。

 

初診日とは

障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、初診日(初めて病院を受診した日)に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

 

障害基礎年金と障害厚生年金の障害等級について

  • 障害基礎年金…1級および2級
  • 障害厚生年金…1級、2級および3級

※症状の重さによって等級が分けられています。

※3級が最も症状が軽く、2級、1級になるにつれて症状が重く、また受給額も多くなります。

 

なお、人工関節をそう入置換してもなお、2級以上に該当する場合は、障害基礎年金が受給できる可能性が考えられます。

一下肢の機能障害の2級の認定基準

【2級】

  • 一下肢の3大関節中いずれか2関節以上の関節が全く用を廃したもの

具体的には、一下肢の3大関節中いずれか2関節以上の関節が、

  1. 不良肢位で強直しているもの
  2. 関節の他動可動域が、健側の他動可動域の2分の1以下に制限され、かつ、筋力が半減しているもの
  3. 筋力が著減または消失しているもの

のいずれかに該当する程度のものをいいます。

 

(本回答は2021年6月現在のものです。)

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
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