10年前に障害基礎年金の申請で認定されなかったので、もう一度申請しても認定されないのでしょうか。

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10年前に障害基礎年金の申請で認定されなかったので、もう一度申請しても認定されないのでしょうか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は15歳の時にバイクで事故を起こし、右膝関節を粉砕骨折しました。

現在50歳ですが、今も右足膝関節は変形し、まっすぐ伸びません。正座や屈伸はできません。

10年ほど前に障害基礎年金の申請をしたのですが、2級に該当しないという理由で認定されませんでした。

もう一度申請をしても、一度ダメだったものは永久に認定されないのでしょうか。

不支給の理由が「障害の状態が認定基準に該当しない」という理由であれば、二度目の申請で認定が得られる可能性はあります。永久に認定されないということはありません。

 

ご質問者様の場合も、10年前の申請では2級に該当しないという理由で認定されなかったとのことですので、現在の状態が認定基準に該当する程度であれば、認定される可能性が考えられます。

障害年金の一下肢の機能障害の認定基準

【2級】

  • 一下肢の3大関節中いずれか2関節以上の関節が全く用を廃したもの

具体的には、一下肢の3大関節中いずれか2関節以上の関節が、

  1. 不良肢位で強直しているもの
  2. 関節の他動可動域が、健側の他動可動域の2分の1以下に制限され、かつ、筋力が半減しているもの
  3. 筋力が著減または消失しているもの

のいずれかに該当する程度のものをいいます。

【3級】

  • 一下肢の3大関節のうち、2関節の用を廃したもの

具体的には、関節の他動可動域が健側の他動可動域に2分の1以下に制限されたもの又はこれと同程度の障害を残すもの…例えば、起床から就寝まで固定装具を必要とする程度の動揺関節をいいいます。

  • 一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの…例えば、一下肢の3大関節中1関節が不良肢位で強直しているもの
  • 人工骨頭又は人工関節をそう入置換したもの

 

障害年金の事後重症請求は65歳まで可能です。

上記の認定基準を参考にしていただき、事後重症請求をご検討されてはいかがでしょうか。

事後重症請求とは

障害認定日に、障害等級に該当する程度の障害の状態に該当しなかった場合でも、その後、状態が悪化し、障害等級に該当する障害の状態となった場合、65歳に達する日の前日までに裁定請求をすることができます。

 

(本回答は2022年2月現在のものです。)

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
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より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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