18歳の時に人工股関節を入れました。現在45歳ですが今からでも障害年金を請求できますか?

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18歳の時に人工股関節を入れました。現在45歳ですが今からでも障害年金を請求できますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は現在45歳会社員です。

18歳の時に事故に遭い、右に人工股関節を入れました。

恥ずかしながら、今まで障害年金のことを知らず請求などはしていませんでした。

今からでも請求をして受給することは可能なのでしょうか?

本回答は2021年3月現在のものです。

 

ご質問者様の場合、今から請求の手続きをすることは可能ですが、受給することは難しいでしょう。

 

障害年金の事後重症請求は、65歳まで手続きをすることができます。

ご質問者様の場合も、初診日の証明書や現在の診断書を取得することができれば、今からでも請求の手続きをすることは可能です。

 

しかし、人工関節をそう入置換したものについては3級と認定されます。

障害厚生年金の請求であれば受給することは可能ですが、障害基礎年金の請求であれば受給することはできません。

ご質問者様の場合、18歳の時に事故に遭い人工股関節を入れたとのことですので、20歳前傷病の障害基礎年金の請求になるため、障害の状態が3級相当では受給することはできません。

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、初診日(初めて病院を受診した日)に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

 

障害基礎年金と障害厚生年金の障害等級について

  • 障害基礎年金…1級および2級
  • 障害厚生年金…1級、2級および3級

※症状の重さによって等級が分けられています。

※3級が最も症状が軽く、2級、1級になるにつれて症状が重く、また受給額も多くなります。

 

20歳前傷病の障害基礎年金とは

先天性の病気などにより20歳前から障害があり、初診日が、20歳前(年金制度に加入していない期間)にあり、かつ、障害の状態が認定基準に該当する場合には、障害基礎年金を受けることができます。

等級は1級と2級があり、障害の程度によって決められます。

※初診日とは、出生直後に、あるいは乳幼児期の健康診断(6ヶ月〜3歳時健診)、または養護学校、更生相談所等の各種検査のいずれかにおいて、医師または歯科医師の診断により、20歳までに障害が確認されている場合や、療育手帳等が交付されている場合を含みます。

 

残念ながら、今から受給することは難しいでしょう。

 

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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