脊髄小脳変性症の障害年金の初診日はいつになるのでしょうか。

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脊髄小脳変性症の障害年金の初診日はいつになるのでしょうか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は生後間もなく股関節の手術をしたのですが、その後、特に受診することはありませんでした。

大人になって歩行がうまくいかず、整形外科で相談したらパーキンソン病かもしれないと言われ、神経内科を紹介されて、脊髄小脳変性症と言われました。

整形外科を受診して1年半経過しているので障害年金の申請をしようと思っています。

初診日が整形外科であれば厚生年金なのですが、生後間もない時が初診日であれば、20歳前になり、2級以上にならないと障害年金がもらえないそうです。

私の場合、どちらが初診日になるのでしょうか?

本回答は2021年5月現在のものです。

 

ご質問者様の場合、整形外科を受診した日が初診日になる可能性が考えられます。

脊髄小脳変性症は、脳の一部が病気になったときに現れる症状と言われています。

そのため、生後間もない頃の股関節の手術が起因するものではないでしょう。

 

整形外科を受診した時点で厚生年金に加入している場合は、障害厚生年金の請求が可能となります。

障害の状態が3級以上に該当する場合、受給できます。

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、初診日(初めて病院を受診した日)に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

 

障害基礎年金と障害厚生年金の障害等級について

  • 障害基礎年金…1級および2級
  • 障害厚生年金…1級、2級および3級

※症状の重さによって等級が分けられています。

※3級が最も症状が軽く、2級、1級になるにつれて症状が重く、また受給額も多くなります。

 

脊髄小脳変性症により、起立や歩行など、平衡機能に影響が出ているものであれば、下記の認定基準により判断されます。脊髄小脳変性症の症状は、たいへんゆっくりと進むと言われており、ご質問者様の状態がどの程度なのかは分かりかねますが、下記の認定基準を参考にしていただき、障害厚生年金の申請についてご検討されてはいかがでしょうか。

平衡機能の障害の認定基準

【2級】

  • 四肢体幹に器質的異常がない場合に、閉眼で起立・立位保持が不能
  • 開眼で直線と歩行中に10メートル以内に転倒あるいは著しくよろめいて歩行を中断せざるを得ない程度のもの

【3級】

  • 閉眼で起立・立位保持が不安定で、開眼で直線を10メートル歩いたとき、多少転倒しそうになったりよろめいたりするがどうにか歩き通す程度のもので、労働能力が明らかに半減しているもの
  • めまいの自覚症状が強く、他覚所見として眼振その他平衡機能検査の結果に明らかな異常所見が認められ、かつ、労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度であり、症状が固定していないもの

 

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

当サイトでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

 

◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

疑問などがございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。

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