20年近く通院をしていないので、30歳の時が初診日として障害厚生年金を申請できますでしょうか?

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20年近く通院をしていないので、30歳の時が初診日として障害厚生年金を申請できますでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は5歳の頃に難聴が分かり耳鼻科に通っていたのですが、10歳くらいで「治らない」と言われ、補聴器はしていましたが通院はしませんでした。

ところが30歳を過ぎたころに激しいめまいと耳鳴りがあり、別の耳鼻科を受診したところ、中度かそれ以上の難聴だと言われました。

最近中度でも障害厚生年金が受けられることがわかったのですが、その場合、初診日を証明するものが必要とのことです。

私の場合、子供の頃から20年近く通院をしていないので、30歳の時が初診日として障害厚生年金を申請できますでしょうか?

本回答は2020年10月現在のものです。

 

ご質問者様の場合、20年近く通院をしていないとのことですが、補聴器は使用していたとのことですので、初診日は30歳の時ではなく、幼少期の頃が初診日になる可能性が考えられます。

初診日とは

障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。

具体的には次のような場合が初診日とされます。

  1. 初めて診療を受けた日(治療行為又は療養に関する指示があった日)
  2. 同一の傷病で転医があった場合は、一番初めに医師等の診療を受けた日
  3. 過去の傷病が治癒し同一傷病で再度発症している場合は、再度発症し医師等の診療を受けた日
  4. 傷病名が確定しておらず、対象傷病と異なる傷病名であっても、同一傷病と判断される場合は、他の傷病名の初診日が対象傷病の初診日
  5. 障害の原因となった傷病の前に、相当因果関係があると認められる傷病があるときは、最初の傷病の初診日が対象傷病の初診日

 

初診日が20歳前の年金未加入期間中にある場合、障害厚生年金ではなく、「20歳前傷病の障害基礎年金」の請求になるため、障害の状態が1級もしくは2級に該当する程度の場合、支給を受けることが可能となります。

聴覚障害の認定基準

【1級】

  • 両耳の聴力レベルが100デジベル以上のもの

【2級】

  • 両耳の聴力レベルが90デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が30%以下のもの

【3級】

  • 両耳の平均純音聴力レベル値が70デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が50デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が50%以下のもの
  • 一耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、症状が固定していないもの

 

ご質問内容からは、具体的な検査成績等がわかりかねますが、上記の認定基準を参考にしていただき、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

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