自己破産をしたら障害年金は請求できませんか?

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自己破産をしたら障害年金は請求できませんか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私の母親は現在58歳ですが、

56歳の時に脳血管障害で倒れ、右上下肢麻痺が残ってます。

以前は飲食店を経営してましたが、社会復帰はできず店はたたみました。

その時に作った借金があり、とても払えないので自己破産を検討しています。

障害基礎年金も請求したいと考えているのですが、

自己破産をしたら障害年金は請求できませんか?

 

 

本回答は2017年11月時点のものです。

 

自己破産をしていたとしても、障害年金を請求することはできます。

 

肢体の障害の認定について

肢体の機能の障害の程度は、

関節可動域、筋力、巧緻性、速さ、耐久性を考慮し、

日常生活における動作の状態から身体機能を総合的に認定されます。

なお、他動可動域による評価が適切ではないものについては、

筋力、巧緻性、速さ、耐久性を考慮し、

日常生活における動作の状態から身体機能を総合的に認定されます。

 

半身まひの各等級に相当すると認められるものを一部例示すると、以下の通りです。

半身まひの認定基準

【1級】

  • 一上肢及び一下肢の用を全く廃したもの…日常生活における動作のすべてが「一人で全くできない」又はこれに近い状態

【2級】

  • 一上肢及び一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの…日常生活における動作の多くが「一人で全くできない場合」又は日常生活における動作のほとんどが「一人でできるが非常に不自由な場合」

【3級】

  • 一上肢及び一下肢に機能障害を残すもの…日常生活における動作の一部が「一人で全くできない場合」又はほとんどが「一人でできてもやや不自由な場合」

 

ご質問内容からは、障害の詳細が分かりかねますが、

障害基礎年金の請求の場合、

障害の状態が2級以上に該当する程度であれば、

受給できる可能性も考えられます。

その他の支給要件を満たしているのであれば、

申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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