両膝を人工関節にした場合、障害基礎年金がいただけますか?

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両膝を人工関節にした場合、障害基礎年金がいただけますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

この度、両足ひざの関節を人工関節にしました。

手術から半年がたち、ようやく歩くのに慣れてきたところです。

片足だけのときは、障害基礎年金に該当しないと言われ、申請しませんでした。

両膝を人工関節にした場合、障害基礎年金がいただけますか?

 

本回答は2018年6月現在のものです。

 

人工関節をそう入したものは、原則として3級と認定されます。

3級は厚生年金にしかない等級のため、

障害基礎年金の申請で認定を得ることは難しいことが考えられます。

 

ただし、両下肢それぞれに行った場合、2級に認定される場合があります。

 

両下肢に人工骨頭または人工関節をそう入置換した場合

両下肢の3大関節のうち1関節にそれぞれ人工骨頭または人工関節の

そう入置換手術を行った場合の障害認定については、

以下の要件のすべてを満たした場合には、2級以上に認定することとされています。

  1. 立ち上がる、歩く、片足で立つ、階段を登る、階段を下りるなどの日常生活動作が、実用性に乏しいほど制限されていること。例えば、日常生活動作の多くが一人で全くできないか、または必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、非常に困難であること。
  2. 下肢障害の主な原因および程度評価の根拠が、自覚症状としての疼痛のみによるものではなく、医学的、客観的にその障害を生ずるに妥当なものであること。
  3. 下肢の障害の状態が、行動量、気候、季節などの外的要因により一時的に大きく変動するものではなく、永続性を有すること。

 

上記の要件すべてを満たしている場合は、2級に認定されるため、

障害基礎年金の申請でも受給権を得ることができます。

 

ご質問内容に、現在はようやく歩くのに慣れてきたところとあり、

実用性に乏しいほど制限されている程度でなければ、

上記の要件を満たすことは難しいことが考えられますが、

諦めずに申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

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