下肢のRSD(反射性神経交換ジストロフィー)。金銭面で国からの援助はあるでしょうか?

- 詳しいプロフィール
- 2004年:厚生労働省入省
- 2008年:社労士資格を取得
- 2012年:西宮市の社労士事務所に就職
- 2015年:独立し、中井事務所を設立
-
交通事故が原因で下肢のRSD(反射性神経交換ジストロフィー)になりました。
事故から2か月経っても痛みがひどく大学病院でRSDと診断されました。
現在も車いす生活になっており、今後も完治は難しいと言われました。
これから先の不安がいっぱいです。
金銭面で国からの援助はあるでしょうか?
本回答は2017年3月時点のものです。
経済的な面で不安があるとのことですので、
障害年金の請求をご検討ください。
障害基礎年金
国民年金に加入している間に初診日(障害の原因となった病気やケガについて、初めて医師の診療を受けた日)のある病気やケガで、
障害等級1級・2級に該当する障害の状態にある間は、
障害基礎年金を受給することができます。
年金額は、平成28年4月現在、
- 1級…975,100円
- 2級…780,100円
の定額となっています。
※18歳到達年度の末日までにある子(障害者は20歳未満)がいる場合は、子の人数によって加算が行われます。
なお、障害基礎年金を受けるためには、初診日の前日において、次のいずれかの保険料納付要件を満たしていることが必要です。
- 初診日の属する月の前々月までに被保険者期間の3分の2以上が保険料納付済み期間または保険料免除期間で満たされていること
- 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと
障害厚生年金
厚生年金に加入している間に初診日のある病気やケガで、
障害基礎年金の1級または2級に該当する障害の状態になった場合、
障害基礎年金に上乗せして障害厚生年金の受給を受けることができます。
また、障害の状態が2級に該当しない程度の障害の場合は、3級の障害厚生年金が支給されます。
※障害厚生年金を受給するためには、上記の保険料納付要件を満たしていることが必要です。
反射性神経交換ジストロフィーは疼痛が主症状となります。
原則として疼痛は認定の対象とはなりませんが、
四肢その他の神経の損傷によって生じる灼熱痛、
脳神経及び脊髄神経の外傷その他の原因による神経痛、
根性疼痛、悪性新生物に随伴する疼痛等の場合は、
認定の対象となっております。
反射性神経交換ジストロフィーについても認定を得られる可能性は考えられますので、
障害年金の申請をご検討ください。
障害年金の申請について障害の状態によって等級が決まりますが、
提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが
数多くあります。
そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。
また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。
申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、
1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。
慎重にご準備ください。
申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。
社労士への依頼も合わせてご検討ください上記で申し上げましたように、
障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、
障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」
との指摘が出ているほどです。
よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
私は元厚生労働省の事務官ですので、
役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。
もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。
疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。
お電話でも承ります
06-6429-6666
平日9:00~18:00
このQ&Aの回答者
- 2004年:厚生労働省入省
- 2008年:社労士資格を取得
- 2012年:西宮市の社労士事務所に就職
- 2015年:独立し、中井事務所を設立
下肢に関するその他のQ&A
- 体幹機能障害の歩行困難で身体障害者手帳の3級を持っています。障害年金は支給されますか?
- 体幹機能障害の歩行困難で身体障害者手帳の3級を持っています。両膝共に下肢に力が入らず、両足共に痺れがあります。足が使えないので仕事が出来ません。この状態で障害年金は支給されますか?
- 下垂足で障害者手帳5級。障害年金の受給の可能性はありますか?
- 現在50代で厚生年金に約30年間加入しております。5年ほど前に転倒し、その際に脊髄の末梢神経に傷が入り、そのことから下垂足と診断され、障害者手帳5級となりました。現在も装具なしでは数十メートルしか歩くことができません。私の場合、障害厚生年金を申請できるのでしょうか?認定の可能性はあるでしょうか?
- 複合性局所疼痛症候群(CRPS)。脊髄刺激療法(SCS)で機器を埋め込み。障害年金を申請したい。
- 41歳女性です。複合性局所疼痛症候群(CRPS)です。3年前に交通事故にあい、両足がCRPS疾患になりました。足全体が痛くて血色も悪く腫れて、とても歩きにくい状態でした。結局、脊髄刺激療法(SCS)で機器を埋め込むことで、痛みは軽減されています。しかしこのSCS治療法は、時間とともに慣れてしまうため、さらに強い刺激が必要になるし、電池の寿命があるので数年後に交換をしないといけません。障害年金は申請できますでしょうか?
- 解離性大動脈瘤から脊髄梗塞になり、両下肢麻痺となりました。障害年金は受給できるでしょうか?
- 夫が解離性大動脈瘤から脊髄梗塞になり、両下肢麻痺となりました。障害者手帳は2級に認定されました。リハビリもしていますが、回復は難しいようです。まだ働ける年齢なのに、車いす生活になってしまい、今後に不安を抱えています。障害年金は受給できるでしょうか?
- 障害厚生年金の審査が遅れているという通知が来ました。いつ結果が出るのでしょうか。
- 脊髄損傷による下肢障害で障害厚生年金を申請しましたが、先日、審査が遅れているという通知が来ました。しかし、遅れていると書かれているだけで、いつ結果を通知するのかということは書かれていませんでした。いつ結果が出るのでしょうか。


