脊髄損傷により両上肢機能障害です。障害年金の受給は不可能でしょうか。

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脊髄損傷により両上肢機能障害です。障害年金の受給は不可能でしょうか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

31歳男性です。

事故に巻き込まれ脊髄を損傷しました。

リハビリを継続してきましたが、医師からもこれ以上はよくならないと言われました。

現在も両上肢機能障害です。

運よく障害者枠で就職できましたが、給料は手取りで17万円ほどです。

将来的には結婚もしたいと思っていますが、

この収入では一人で生活していくのがやっとです。

障害年金の受給は不可能でしょうか。

 

本回答は2015年10月時点のものです。

 

両上肢についての各等級に該当する障害の状態は以下の通りです。

両上肢の障害の認定基準

【1級】

両上肢の機能に著しい障害を有するもの。具体的には、

両上肢の3大関節中それぞれ2関節以上の関節が、次のいずれかに該当するもの

  • 不良肢位で強直しているもの
  • 関節の他動可動域が、参考可動域の2分の1以下に制限され、かつ、筋力が半減しているもの
  • 筋力が著減または消失しているもの

【2級】

身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状であり、

日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

例えば、両上肢の3大関節中それぞれ1関節の他動可動域が、参考可動域の2分の1以下に制限され、かつ、筋力が半減しているもの

【3級】

身体の機能に労働が著しい制限を受けるか、又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度の障害を残すもの

例えば、両上肢の3大関節中それぞれ1関節の筋力が半減しているもの

 

ご質問内容からは障害の状態の詳細はわかりかねますが、

上記基準を参照し、障害年金を申請しましょう。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

 

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