左足の障害の身体障害者手帳5級は、障害年金がもらえる程度でしょうか?

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左足の障害の身体障害者手帳5級は、障害年金がもらえる程度でしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は幼少期の頃から左足に障害があります。足首から下が全く動かず変形しています。

先日、身体障害者手帳5級がもらえることになりました。

これは障害年金がもらえる程度でしょうか?

ご質問内容から、障害年金を受給することは難しいでしょう。

 

ご質問者様の場合、幼少期から障害があるとのことですので、20歳前傷病の障害基礎年金の申請になります。

この20歳前傷病の障害基礎年金は、障害の程度が2級以上に該当しないと受給することができません。

 

20歳前傷病の障害基礎年金とは

先天性の病気などにより20歳前から障害があり、初診日が、20歳前(年金制度に加入していない期間)にあり、かつ、障害の状態が認定基準に該当する場合には、障害基礎年金を受けることができます。

等級は1級と2級があり、障害の程度によって決められます。

※初診日とは、出生直後に、あるいは乳幼児期の健康診断(6ヶ月〜3歳時健診)、または養護学校、更生相談所等の各種検査のいずれかにおいて、医師または歯科医師の診断により、20歳までに障害が確認されている場合や、療育手帳等が交付されている場合を含みます。

 

障害年金の一下肢の機能障害の認定基準

【2級】

  • 一下肢の3大関節中いずれか2関節以上の関節が全く用を廃したもの

具体的には、一下肢の3大関節中いずれか2関節以上の関節が、

  1. 不良肢位で強直しているもの
  2. 関節の他動可動域が、健側の他動可動域の2分の1以下に制限され、かつ、筋力が半減しているもの
  3. 筋力が著減または消失しているもの

のいずれかに該当する程度のものをいいます。

【3級】

  • 一下肢の3大関節のうち、2関節の用を廃したもの

具体的には、関節の他動可動域が健側の他動可動域に2分の1以下に制限されたもの又はこれと同程度の障害を残すもの…例えば、起床から就寝まで固定装具を必要とする程度の動揺関節をいいいます。

  • 一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの…例えば、一下肢の3大関節中1関節が不良肢位で強直しているもの
  • 人工骨頭又は人工関節をそう入置換したもの

【障害手当金】(症状が固定されているもの)

  • 一下肢の3大関節のうち、1関節に著しい機能障害を残すもの

具体的には、関節の他動可動域が健側の他動可動域の3分の2以下に制限されたもの又はこれと同程度の障害を残すもの…例えば、常時ではないが、固定装具を必要とする程度の動揺関節、慣習性脱臼をいいます。

 

上記認定基準に照らすと、ご質問者様の場合、左足の足首から下が全く動かず変形しているとのことですので、3級もしくは障害手当金に相当する可能性は考えられますが、2級には該当しないでしょう。

今後症状が悪化した場合は、障害年金がもらえる可能性が考えられます。

 

(本回答は2021年11月現在のものです。)

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