クローン病は国の指定難病ですが、障害年金は受給できませんか?

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クローン病は国の指定難病ですが、障害年金は受給できませんか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

2年前にクローン病と診断されました。35歳男です。

完治しない病気らしく、通院や入院のため休職することが増えました。

このままでは恐らく仕事は続けられません。

無職となれば生活費に困る可能性もありますし、治療にあたる費用も不安です。

両親は年金暮らしで、両親に頼ることはできません。

クローン病は国の指定難病ですが、障害年金は受給できませんか?

本回答は2018年6月現在のものです。

 

クローン病は国の指定難病であり、障害年金の支給対象ですが、

クローン病と診断されただけでは障害年金は支給されません。

障害の状態が障害等級に該当すると判断された場合、

障害年金の支給を受けることができます。

 

難病の認定について

クローン病などの難病については、その発病の時期が不定、不詳であり、かつ、

発病は緩徐であり、ほとんどの疾患は、臨床症状が複雑多岐にわたっているため、

客観的所見に基づいた日常生活能力等の程度を十分に考慮して、

総合的に認定されます。

 

クローン病の2級、3級に該当する一般状態

【2級】

次のいずれかに該当するもの

  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの
  • 身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の 50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの

【3級】

次のいずれかに該当するもの

  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの
  • 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの

 

お仕事も続けられないとのことですので、

上記の認定基準を参考にしていただき、申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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