クローン病でどのような状態なら受給できますか?

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クローン病でどのような状態なら受給できますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私はクローン病の障害を持つ29歳男性です。

実家の家業を手伝っています。体調に合わせて休めるのでなんとかやっていますが、

一般の会社では勤まらないと思っています。

しかし、家業の先行きも不透明で、両親も高齢のためいつまで続けられるかわかりません。

先日知人から障害年金の話を聞き、申請をしてみようと思うのですが、

どのような状態なら受給できるのでしょうか?

本回答は2017年3月時点のものです。

 

クローン病などの難病については、その発病の時期が不定、不詳であり、かつ、

発病は緩徐であり、ほとんどの疾患は、臨床症状が複雑多岐にわたっているため、

客観的所見に基づいた日常生活能力等の程度を十分に考慮して、

総合的に認定されます。

 

クローン病の2級、3級に該当する一般状態

【2級】

次のいずれかに該当するもの

  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの
  • 身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の 50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの

【3級】

次のいずれかに該当するもの

  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの
  • 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの。

 

上記の通り、2級の一般状態には「軽労働はできない」という文言があり、

そのため、働いていること一事をもって不支給となる事例も見受けられます。

一方、3級には「軽労働や座業はできるもの」という文言がある通り、

就労していること一事をもって不支給とはなりません。

 

3級は、障害厚生年金にしかない等級であり、

障害基礎年金の請求の場合は、2級以上に該当しなければ受給することはできません。

 

ご質問内容からは、日常生活状況等が分かりかねますので、

受給の可否については判断しかねますが、

上記の基準を参考にしていただき、申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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