遡及請求をするという意思表示をすれば、現在の診断書だけでいいのですか?

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遡及請求をするという意思表示をすれば、現在の診断書だけでいいのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日: 最終更新日:

うつ病で障害年金の申請をしたいです。

金額も大きいので遡及請求をしたいのですが、よくわかりません。

2021年9月に最初の病院に受診して、うつ病と診断されたのですが、最初の病院で受診状況等証明書は書いてもらいました。

私の場合障害認定日は、2023年3月になると思うのですが、この時の診断書は書式があるのですか?

何に書いてもらってもいいのですか?

年金事務所では診断書をもらいましたが、現在の状態を書いてもらうものしかもらえませんでした。

遡及請求をするという意思表示をすれば、現在の診断書だけでいいのですか?

遡及請求について

障害認定日(原則として初診日から1年6月を経過した日)から長期間経過していたとしても、障害認定日から3か月以内の診断書を取得することができれば、障害認定日時点で審査を受けることができます。

審査の結果、障害認定日の時点で障害等級に該当すると判断された場合、障害認定日にさかのぼって受給権が得られ、障害認定日から現在までの障害年金(最大5年分)をさかのぼって受給することができます。

遡及請求をするためには、定められた様式による障害認定日時点の診断書が必要となります。

遡及請求をするという意思表示のみでは足りません。

本事案の場合

2021年9月が初診日とのことですので、2023年3月頃が障害認定日となるでしょう。

障害認定日から3か月以内の診断書により以下の障害の状態に該当すると判断されれば、さかのぼって障害年金を受給することができます。

障害年金の等級 障害の状態
3級
※障害厚生年金のみ
労働に著しい制限があるもの
2級 日常生活に著しい制限があるもの
1級 他人の介助がなければほとんど自分の用事を済ませることができないもの

障害年金の請求を前向きにご検討されてはいかがでしょうか。

障害年金を受給するために

障害年金の審査は、「しんどい」、「お金に困っている」、「悲しい」等ではなく、あくまで認定基準に該当しているか否かを審査されます。

そのため、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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