資格の取れる学校に通っても、今支給されている障害年金は支給停止にはならないですか。

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資格の取れる学校に通っても、今支給されている障害年金は支給停止にはならないですか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

35歳男性、無職です。

双極性障害で精神科に通い薬を服用しています。

障害厚生年金3級の支給を受けています。

これからのことを思い資格の取れる学校に行こうと考えていますが、

今支給されている障害年金は支給停止にはならないですか。

本回答は2018年2月時点のものです。

 

学校に通っていることのみで、障害年金が支給停止になるとは限りません。

 

障害年金の更新では、障害の程度について改めて審査され、

症状が軽快したと判断された場合は、減額改定もしくは支給停止になる場合がありますが、

症状が変わっていないと判断された場合は、同じ等級が認定されます。

 

精神の障害の程度の認定について

精神の障害の程度は、

その原因、諸症状、治療及びその病状の経過、

具体的な日常生活状況等により総合的に認定されます。

 

双極性障害の各等級に該当する障害の状態は、以下の通りです。

双極性障害の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

ご質問内容からは、障害の状態が分かりかねますが、

例えば、学校に通える時期と通えない時期がある場合は、

症状の著明な時期と症状の消失する時期を繰り返す、

病気の特徴でもありますので、

そのことをしっかり診断書に記載していただくとよいでしょう。

 

障害年金の更新で提出する、障害状態確認届(現況診断書)は医師が作成しますので、

普段から日常生活の様子などをしっかり伝えておきましょう。

 

障害年金の更新について

実際の状態に変化はないにもかかわらず、

更新時の診断書提出により金額を減らされる、支給停止となることが、

見受けられます。

等級を維持することができるかどうかについての判断には専門知識が必要となります。

関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

更新時に支給停止となった場合、審査請求、再審査請求をすることができますが、

1度目に支給停止になると再審査請求で決定が覆るのは14.7%となっています。

慎重に書類をご準備ください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに等級を維持するために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

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