ずっと年金を滞納していました。遡って納付しても障害年金はもらえませんか?

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ずっと年金を滞納していました。遡って納付しても障害年金はもらえませんか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

夫のことで相談です。

夫は現在32歳ですが国民年金を払っていませんでした。

そのことが分かって、年金事務所に連絡して払うことにしたのですが、

相当な金額です。

今から払える分だけは払おうと思っています。

しかし、これでは夫はもし障害者になったときに障害年金をもらうことはできませんか?

本回答は2016年6月時点のものです。

 

障害年金には保険料納付要件があります。

保険料納付要件

原則として、初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までに被保険者期間の3分の2以上が保険料納付済み期間または保険料免除期間で満たされていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

この保険料納付要件は「初診日の前日」において満たしている必要があります。

これまでご主人様は保険料納付要件を満たしていないとのことですが、

今から国民年金保険料を後納し、その後で障害を負われた場合は、

「初診日の前日」において国民年金保険料を納付したことになりますので、

上記保険料納付要件の保険料納付済期間、未納ではない期間となります。

そのため、これまでの国民年金保険料を後納し、その後納付を続ければ、

少なくとも上記要件2を満たすことはできます。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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