資産が相当額ありますが障害年金はいただけるのでしょうか?

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資産が相当額ありますが障害年金はいただけるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

娘が知的障害です。

もうすぐ20歳になるのですが、

うちには不動産資産、金融資産がありますし、

貯金額でも7000万円ほどあります。

この財産はいずれ娘に渡るようにしています。

それでも障害年金はいただけるのでしょうか?

 

本回答は2018年3月時点のものです。

 

ご両親をはじめ、ご家族がお持ちの資産が、

障害年金の認定に影響を与えることはありません。

そのため、娘様も障害年金の受給の可能性が考えられます。

 

20歳前傷病による障害基礎年金には、

本人が保険料を納付していないことから、所得制限が設けられています。

20歳前傷病の障害基礎年金の所得制限

扶養親族がいない場合、

  • 所得額4,621,000円を超えると全額支給停止
  • 所得額3,604,000円を超えると年金額の2分の1が支給停止

となります。

 

上記所得制限は、受給権者本人の所得を対象としており、

ご家族の所得は対象としておりません。

そのため、ご両親の資産は娘様の障害年金に影響を与えません。

 

なお、知的障害については、

以下の通りに認定されます。

ご参考ください。

知的障害の認定について

知的障害の認定に当たっては、知能指数のみに着眼することなく、

日常生活のさまざまな場面における援助の必要度を勘案して総合的に判断されます。

日常生活能力等の判定当たっては、身体的機能および精神的機能を考慮の上、

社会的な適応性の程度によって判断されます。

 

知的障害の認定基準

  • 1級…食事や身のまわりのことを行うのに全面的な援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が不可能か著しく困難であるため、日常生活が困難で常時援助を必要とするもの
  • 2級…食事や身のまわりのことなどの基本的な行為を行うのに援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が簡単なものに限られるため、日常生活にあたって援助が必要なもの

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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