ADA欠損症という病気で働くことができません。障害年金がもらえますか?

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ADA欠損症という病気で働くことができません。障害年金がもらえますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は子供の頃から、ADA欠損症という病気です。

働くことができません。

今は家族と暮らしていますが、両親が高齢となり、

これから年金生活になります。

点滴で毎月通院をしていますが、金銭的にも将来が不安です。

私の場合、障害年金がもらえますか?

本回答は2017年10月時点のものです。

 

ADA欠損症(先天性アデノシンデアミナーゼ欠損症)では、

あらゆる微生物に対する抵抗力が低下することにより、

感染症が発症しやすくなる(易感染性)と言われています。

 

障害年金においては、

その他の疾患による障害の認定基準によって審査されます。

 

その他の疾患による障害の認定基準について

眼や肢体などの身体障害や精神障害ではない、その他の疾患による障害の程度は、

全身状態、栄養状態、年齢、進行状況等、具体的な日常生活状況等を考慮し、

総合的に認定されます。

【1級】

  • 身体の機能に障害又は長期にわたる安静を必要とする症状があり、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの

【2級】

  • 日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

【3級】

  • 労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度のもの

 

子供の頃から発症されているのであれば、

20歳前傷病の障害基礎年金の請求となります。

上記の認定基準で2級以上に相当する程度であれば、

障害年金が受給できる可能性も考えられます。

 

ご質問者様の現在の年齢が分かりかねますが、

障害年金は、障害認定日が到来すれば申請が可能です。

 

20歳前傷病の障害基礎年金の障害認定日

20歳前傷病の障害基礎年金の障害認定日は、

  • 20歳の誕生日
  • 請求する傷病の初診日から起算して1年6か月を経過した日

のいずれか遅い方となります。

 

障害年金は、直接の金銭給付となっております。

働くことができず金銭的に将来が不安、とのことですので、

申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

なお、障害基礎年金の受給額は平成29年現在、以下の通りとなっています。

障害基礎年金の受給額(平成29年)

  • 障害基礎年金1級…年974,100円
  • 障害基礎年金2級…年779,300円

※障害基礎年金の受給権者に加算対象となる子がいる場合、子の加算を受けることができます。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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