障害厚生年金の更新時に、雇用保険にかけている事がばれることがあるのでしょうか?

障害年金のことなら障害年金.jp

障害年金ならお任せください
障害年金に関する無料相談は06-6429-6666までどうぞ!平日9時から18時まで受け付けています
 

障害厚生年金の更新時に、雇用保険にかけている事がばれることがあるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日: 最終更新日:

今、うつ病で障害厚生年金2級を受給しています。

少し動けるようになったので年末からパートで働いているのですが、雇用保険には入らないといけないと言われました。

今年、更新なのですが、更新時に、雇用保険にかけている事がばれることがあるのでしょうか?

障害年金の受給者が雇用保険に加入していることについて、保険者に知られることはありません。

更新の手続きでは、雇用保険に加入していることについて記載する項目はありません。

ただし、更新時の診断書には、就労状況について記載する項目があります。

精神障害で就労している場合の日常生活能力は、以下のように判断されます。

精神障害で就労している場合の日常生活能力の判断について

精神障害で就労している場合、労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものととらえず、

  • 療養状況
  • 仕事の種類、内容
  • 就労状況
  • 仕事場で受けている援助の内容
  • 他の従業員との意思疎通の状況

等を十分確認したうえで日常生活能力を判断されます。

診断書は医師が記載するため、就労している場合の日常生活能力について理解していただく必要があります。

更新の際に就労をしている場合は、医師とコミュニケーションを取っておくことが大切です。

なお、うつ病の認定基準は、以下の通りです。

うつ病の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

本事案の場合

障害年金の受給の可否は、就労の一事をもって判断されるものではありません。

障害の状態が従前等級に該当すると判断されれば、これまで通りに障害年金を受給することができます。

障害年金を受給するために

障害年金の審査は、「しんどい」、「お金に困っている」、「悲しい」等ではなく、あくまで認定基準に該当しているか否かを審査されます。

そのため、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。

お問合せフォームへ

お電話でも承ります

06-6429-6666

平日9:00~18:00