網膜静脈分枝閉塞症黄斑浮腫でさらに悪化した場合、障害者として障害年金がもらえますか?

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網膜静脈分枝閉塞症黄斑浮腫でさらに悪化した場合、障害者として障害年金がもらえますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日: 最終更新日:

2年前から左目の視野が一部かけていることに気が付き、去年からだんだんひどくなってきたため、近所の眼科に行ったところ、大きな病院を紹介され、下された診断は「網膜静脈分枝閉塞症黄斑浮腫」でした。

放っておくと失明する場合もあると聞きました。

もともと近視で、矯正視力で1.0はありましたが、現在0.4まで落ちてます。

もし今後さらに悪化した場合、障害者として障害年金がもらえますか?

網膜静脈分枝閉塞症黄斑浮腫では、視力低下や目のかすみ、視野欠損や物が歪んで見えるなどの症状があるといわれています。

網膜静脈分枝閉塞症黄斑浮腫は、障害年金の認定の対象とされています。

では、どのような状態なら網膜静脈分枝閉塞症黄斑浮腫で障害年金を受給できるか、確認しましょう。

どのような状態なら網膜静脈分枝閉塞症黄斑浮腫で障害年金を受給できるか

障害年金では、ケガや病気の程度に応じて等級が設定されています。

▼障害基礎年金
1級と2級

▼障害厚生年金
1級、2級、3級

障害が重い順に、1級、2級、3級となります。

さらに、障害厚生年金は、初診日から5年以内にこれ以上は医療の効果が期待できない状態になった(傷病が回復して元気な状態という意味ではありません)ときに一時金で支給される障害手当金があります。

視力障害の認定基準

障害の等級

障害の状態

1級

  • 両眼の視力がそれぞれ 0.03 以下のもの
  • 一眼の視力が 0.04、他眼の視力が手動弁以下のもの

2級

  • 両眼の視力がそれぞれ 0.07 以下のもの
  • 一眼の視力が 0.08、他眼の視力が手動弁以下のもの

3級

※障害厚生年金のみ

  • 両眼の視力がそれぞれ 0.1 以下に減じたもの
  • 障害手当金の程度であり症状固定していないもの

障害手当金

※障害厚生年金のみ

  • 両眼の視力がそれぞれ 0.6 以下に減じたもの
  • 一眼の視力が 0.1 以下に減じたもの
視野障害の認定基準

障害の等級

障害の状態

1級

  • ゴールドマン型視野計による測定の結果、両眼のI/4視標による周辺視野角度の和がそれぞれ80度以下かつI/2視標による両眼中心視野角度が28度以下のもの一眼の視力が0.04、他眼の視力が手動弁以下のもの
  • 自動視野計による測定の結果、両眼開放視認点数が70点以下かつ両眼中心視野視認点数が20点以下のもの

2級

  • ゴールドマン型視野計による測定の結果、両眼のI/4視標による周辺視野角度の和がそれぞれ80度以下かつI/2視標による両眼中心視野角度が56度以下のもの
  • 自動視野計による測定の結果、両眼開放視認点数が70点以下かつ両眼中心視野視認点数が40点以下のもの

3級

※障害厚生年金のみ

  • ゴールドマン型視野計による測定の結果、両眼のI/4視標による周辺視野角度の和がそれぞれ80度以下に減じたもの障害手当金の程度であり症状固定していないもの
  • 自動視野計による測定の結果、両眼開放視認点数が70点以下に減じたもの

障害手当金

※障害厚生年金のみ

  • ゴールドマン型視野計による測定の結果、I/2視標による両眼中心視野角度が56度以下に減じたもの
  • 自動視野計による測定の結果、両眼開放視認点数が100点以下に減じたもの
  • 自動視野計による測定の結果、両眼中心視野視認点数が40点以下に減じたもの
視力障害と視野障害が併存している場合

視力障害と視野障害が併存している場合、併合認定の取扱いを行われます。

本事案の場合

本事案の場合、矯正視力で0.4とありますが、この検査成績が両眼の視力であれば、障害手当金の障害の程度であり、症状固定していない場合、障害年金3級となります。

また、視野障害との併合により上位等級に認定される可能性も考えられます。

障害年金の請求を前向きにご検討されてはいかがでしょうか。

障害年金を受給するために

障害年金の審査は、「しんどい」、「お金に困っている」、「悲しい」等ではなく、あくまで認定基準に該当しているか否かを審査されます。

そのため、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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