障害手当金とはどういうものですか?

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障害手当金とはどういうものですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

2年前から片方の耳が聞こえなくなりました。

最近ネットで障害年金のことを調べていたら、障害手当金というものを知りました。

これはどういうものですか?

本回答は2017年8月時点のものです。

 

障害手当金とは

障害手当金は、厚生年金に加入している間に初診日のある病気やけがが

初診日から5年以内に治ったもので、

3級の障害よりやや程度の軽い障害が残ったときに支給される一時金です。

 

「傷病が治ったもの」とは

障害年金において「傷病が治ったもの」とは、

器質的欠損もしくは変形又は機能障害を残している場合は、

医学的に傷病が治った時、又は、その症状が安定し、長期にわたって

その疾病の固定性が認められ、医療効果が期待し得ない状態に至った場合をいいます。

 

障害年金において、聴覚の障害による障害の程度は、

純音による聴力レベル値および語音による聴力検査値により認定されます。

 

聴覚障害による障害年金の認定基準は以下の通りです。

聴覚障害の認定基準

【1級】

  • 両耳の聴力レベルが100デジベル以上のもの

【2級】

  • 両耳の聴力レベルが90デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が30%以下のもの

【3級】

  • 両耳の平均純音聴力レベル値が70デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が50デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が50%以下のもの
  • 一耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、症状が固定していないもの

【障害手当金】

  • 一耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、症状が固定しているもの

 

障害年金の請求は、等級を指定して請求したり、

「障害手当金の請求」として行うものではありません。

請求人が提出した診断書や病歴・就労状況等申立書などの書類をもとに、

保険者が審査し、等級を決定します。

 

ご質問内容からは、障害の程度が分かりかねますので、

受給の可否については判断いたしかねますが、

上記の認定基準に該当する程度であれば、

障害年金もしくは障害手当金が支給される可能性が考えられます。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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