重症筋無力症です。障害年金の可能性はあるのでしょうか?

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重症筋無力症です。障害年金の可能性はあるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

重症筋無力症です。

身体全体に脱力感があり、特に午後からは脱力感が強くなります。

また右のまぶたが下がってきます。

このような状態でスーパーでのパートもしんどくなってきました。

障害年金の可能性はあるのでしょうか?

本回答は2018年8月現在のものです。

 

重症筋無力症は、全身の筋力低下、易疲労性が出現し、

特に眼瞼下垂や複視などの眼の症状をおこしやすいことが特徴といわれています。

 

ご質問内容に、身体全体の脱力感や右のまぶたが下がるとありますが、

身体の脱力感などは、

その他の疾患による障害の認定基準により審査されることが考えられます。

 

その他の疾患による障害の認定基準について

眼や肢体などの身体障害や精神障害ではない、その他の疾患による障害の程度は、

全身状態、栄養状態、年齢、進行状況等、具体的な日常生活状況等を考慮し、

総合的に認定されます。

【1級】

  • 身体の機能に障害又は長期にわたる安静を必要とする症状があり、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
  • 身の回りのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

【2級】

  • 日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

次のいずれかに該当するもの

  • 身の回りのことはある程度できるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの
  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

【3級】

  • 労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度のもの

次のいずれかに該当するもの

  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの
  • 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの。 例えば、軽い家事、事務など

 

また、眼の障害について、

視力や視野以外のその他の障害についての認定基準は、以下の通りです。

眼球の運動障害の認定基準

【3級】(症状が固定していないもの)

  • 眼の調節機能及び輻輳機能の障害のための複視や眼精疲労による頭痛等が生じ、読書等が続けられない程度のもの
  • 麻痺性斜視で複視が強固のため片眼に眼帯をしないをと生活ができないため、労働が制限をされる程度のもの

【障害手当金】(症状が固定しているもの)

  • 上記と同じ状態

 

ご質問内容からは、日常生活能力の詳細等がわかりかねますので、

等級等の判断まではしかねますが、

パート労働に著しい制限があるとのことであれば、

上記より、3級相当とされる可能性も考えられます。

眼の障害については、等級の判断はいたしかねますが、

3級相当とされたとしても、双方は併合認定は行われないことが考えられます。

そのため、どちらか有利な方の選択になることが考えられます。

 

3級は厚生年金にしかない等級です。

障害厚生年金の申請であれば、認定が得られる可能性が考えられます。

 

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、

初診日に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

 

障害基礎年金と障害厚生年金の障害等級について

  • 障害基礎年金…1級および2級
  • 障害厚生年金…1級、2級、3級および障害手当金

 

ご質問内容からは、初診日が分かりかねますので、

障害基礎年金か障害厚生年金かいずれの申請になるか判断しかねますが、

まずは初診日を確認し、申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

当サイトでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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