自閉症スペクトラム障害、学習障害です。障害年金の受給は難しいでしょうか?

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自閉症スペクトラム障害、学習障害です。障害年金の受給は難しいでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日: 最終更新日:

自閉症スペクトラム障害、学習障害です。

精神保健福祉手帳3級を持っています。

学習面では二ケタの暗算ができず、学校の授業には全く付いていくことができませんでした。

言われたことをイメージすることが難しく、口頭や文章の説明では理解や全体把握ができません。

物事の並行処理ができないので、電話をしながら要件のメモを取ることもできません。

段取りを組んだり、優先順位を判断することができません。

スケジュールや予定から異なることには対応ができません。

自分の言いたいことを頭の中で構成できないので、言いたいことを伝えることができません。

このような状態ですので、就労はできません。

障害年金の受給は難しいでしょうか?

自閉スペクトラム症、学習障害も障害年金の認定の対象とされています。

障害年金には、「障害基礎年金」と「障害厚生年金」があります。

種類 対象となる人
障害基礎年金 「初診日」に国民年金に加入していた人
障害厚生年金 「初診日」が厚生年金保険加入中にある人

※「初診日」とは、「病気やけがについて初めて医師の診療を受けた日」を指します

自営業者、フリーランス、専業主婦、無職の方は、障害基礎年金の対象となります。

障害の状態の前に、請求の条件を確認しましょう

障害年金を請求するためには以下の要件を満たしていることが前提となります。

このふたつの要件を満たしていれば、障害年金を請求することができ、障害の状態が基準に該当しているかどうか、審査を受けることができます。

審査の結果、基準に該当すると判断されれば、障害年金を受給することができます。

では、どのような状態なら自閉スペクトラム症、学習障害で障害年金を受給できるか、確認しましょう。

どのような状態なら自閉スペクトラム症、学習障害で障害年金を受給できるか

障害年金では、ケガや病気の程度に応じて等級が設定されています。

▼障害基礎年金
1級と2級

▼障害厚生年金
1級、2級、3級

障害が重い順に、1級、2級、3級となります。

各等級に該当する障害の状態は以下のとおりです。

障害の等級

障害の状態

1級

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が欠如している
  2. 著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするもの 

2級

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が乏しい
  2. 不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの 

3級

※障害厚生年金のみ

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が不十分
  2. 社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの 

本事案の場合

発達障害の認定については、「日常生活能力等の判定に当たっては、身体的機能及び精神的機能を考慮の上、社会的な適応性の程度によって判断するよう努める」とされています。

本事案の場合、社会性やコミュニケーション能力に制限があり、就労ができない状態とのことですので、認定を得られる可能性が考えられます。

障害年金の請求を前向きにご検討されてはいかがでしょうか。

障害年金を受給するために

障害年金の審査は、「しんどい」、「お金に困っている」、「悲しい」等ではなく、あくまで認定基準に該当しているか否かを審査されます。

そのため、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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