片耳の失聴と耳鳴りがあり、クローン病による大腸全摘もしています。障害年金はもらえるでしょうか?

障害年金のことなら障害年金.jp

障害年金ならお任せください
障害年金に関する無料相談は06-6429-6666までどうぞ!平日9時から18時まで受け付けています
 

片耳の失聴と耳鳴りがあり、クローン病による大腸全摘もしています。障害年金はもらえるでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

2年前に突発性難聴になりました。

片耳の失聴と耳鳴りがあり、会話も聞き取りにくく、

聞き返さなければならないこともあります。

クローン病による大腸全摘もしています。

この状態で障害年金はもらえるでしょうか?

本回答は2018年8月現在のものです。

 

片耳の失聴と耳鳴りがあり、クローン病による大腸全摘もしているとのことですので、

大変な思いをされていることが拝察されます。

 

障害認定の対象となる障害が2つ以上ある場合は、

併合認定が行われることがあります。

併合認定では、それぞれの障害について審査のうえ等級を決定し、

併合によりさらに上位等級に該当するかを決定します。

 

それぞれの障害の認定基準は、以下の通りです。

 

聴覚障害の認定基準

【1級】

  • 両耳の聴力レベルが100デジベル以上のもの

【2級】

  • 両耳の聴力レベルが90デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が30%以下のもの

【3級】

  • 両耳の平均純音聴力レベル値が70デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が50デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が50%以下のもの
  • 一耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、症状が固定していないもの

 

難病の認定について

クローン病などの難病については、その発病の時期が不定、不詳であり、かつ、

発病は緩徐であり、ほとんどの疾患は、臨床症状が複雑多岐にわたっているため、

客観的所見に基づいた日常生活能力等の程度を十分に考慮して、

総合的に認定されます。

 

クローン病の2級、3級に該当する一般状態

【2級】

次のいずれかに該当するもの

  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの
  • 身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の 50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの

【3級】

次のいずれかに該当するもの

  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの
  • 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの

 

ご質問内容からは、検査成績や日常生活状況等がわかりかねるため、

それぞれの等級の判断はいたしかねますが、

例えば、聴覚障害が3級、クローン病が2級の場合は、

併合認定は行われず、どちらか有利な方の選択になる可能性が考えられます。

 

上記の認定基準を参考にしていただき、申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

当サイトでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。

お問合せフォームへ

お電話でも承ります

06-6429-6666

平日9:00~18:00