掌蹠膿疱症と診断され、合併症でIgA腎症と診断されました。障害年金は無理ですか?

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掌蹠膿疱症と診断され、合併症でIgA腎症と診断されました。障害年金は無理ですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

はじめまして。

私は7年前に掌蹠膿疱症と診断され、合併症でIgA腎症と診断されました。

人工透析の一歩手前です。

手のひらや足の裏に大量の水疱ができ皮がめくれ、強いかゆみがあります。

何とか仕事は続けられている状態であれば、障害年金は無理ですか?

 

 

 

本回答は2017年6月時点のものです。

 

掌蹠膿疱症から合併症でIgA腎症と診断されたとのことですので、

大変な思いをされていることが推察されます。

人工透析の一歩手前とのことですが、

腎疾患の障害年金の認定基準は以下の通りとなっております。

 

腎疾患の認定基準

【1級】

  • 以下1〜2を満たすもの
  1. 内因性クレアチニンクリアランスが10ml/分未満または、血清クレアチニンが8mg/dl以上
  2. 身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

【2級】

  • 以下1〜2を満たすもの
  1. 内因性クレアチニンクリアランスが10ml/分以上20ml/分未満または、血清クレアチニンが5mg/dl以上8mg/dl未満
  2. 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの、または、身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の 50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの
  • 人工透析療法施行中のもの

【3級】

  • 以下1〜2を満たすもの
  1. 内因性クレアチニンクリアランスが20ml/分以上30ml/分未満または、血清クレアチニンが3mg/dl以上5mg/dl未満
  2. 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの、または、軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの
  • 以下1〜3を満たすもの
  1. 尿蛋白量が3.5以上を持続する
  2. 血清アルブミンが3.0g/dl以下または血清総蛋白が6.0g/dl以下
  3. 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの、または、軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの

 

障害年金は働いていては申請できない?

障害年金は、働いていては申請できない、ということはありません。

日常生活能力等を判断した結果、障害の状態が障害等級に該当すると認定されれば、

障害年金を受給することができます。

 

ご質問内容からは検査成績等が分かりかねますので、

受給の可否については判断いたしかねますが、

上記の認定基準を参考にしていただき、申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

なお、掌蹠膿疱症による強いかゆみがあるとのことですが、

かゆみについては障害年金の認定対象とはされていません。

また、掌蹠膿疱症の場合、掌蹠膿疱症性骨関節炎を発症するケースがありますが、

掌蹠膿疱症性骨関節炎による鎖骨や肩甲骨に痛みについても、

原則として認定の対象とされていません。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

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