去年CRPSと診断されました。障害年金の申請はできるのでしょうか?

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去年CRPSと診断されました。障害年金の申請はできるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は3年前に腕を骨折し、治ったと思ったのですが、痛みが引かず、

去年CRPSと診断されました。

現在は左右の肩とひじの関節可動域が狭くなっていて、左手指拘縮でほぼ使えない状態です。

ピリピリした痛みが続き、何かに触れるとさらに痛みが増します。

整形外科の医師からは完治しないといわれ、ペインクリニックを勧められました。

今は傷病手当金をもらっていますが、仕事に復帰できる自信がありません。

障害年金の申請はできるのでしょうか?

 

本回答は2017年2月時点のものです。

 

疼痛は、原則として認定の対象とはなりませんが、

四肢その他の神経の損傷によって生じる灼熱痛、

脳神経及び脊髄神経の外傷その他の原因による神経痛、

根性疼痛、悪性新生物に随伴する疼痛等の場合は、

疼痛発作の頻度、強さ、持続時間、疼痛の原因となる他覚所見等により、

次のように取り扱われます。

  • 軽易な労働以外の労働に支障がある程度のものは、3級と認定する。
  • 一般的な労働能力は残存しているが、疼痛により時には労働に従事することができなくなり、就労可能な職種の範囲が相当な程度に制限されるものは、障害手当金に該当するものと認定する。

 

一上肢の機能の障害の各等級に該当する障害の状態は以下の通りとなっています。

一上肢の機能障害の認定基準

【2級】

  • 一上肢の機能に著しい障害を有するもの。

具体的には、一上肢の3大関節中いずれか2関節以上の関節が、

  1. 不良肢位で強直しているもの
  2. 関節の他動可動域が、健側の他動可動域の2分の1以下に制限され、かつ、筋力が半減しているもの
  3. 筋力が著減または消失しているもの

【3級】

  • 一上肢の3大関節のうち、2関節の用を廃したもの。

「用を廃したもの」とは、関節の他動可動域が健側の他動可動域の2分の1以下に制限されたもの又はこれと同程度の障害を残すものをいう。

  • 一上肢の機能に相当程度の障害を残すもの。

例えば、一上肢の3大関節中1関節が不良肢位で強直しているもの

 

ご質問内容からは、CRPSによる障害の状態の詳細が分かりかねますので、

受給の判断まではしかねますが、

仕事に復帰できる自信がないとのことですので、

申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

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