仕事をすると障害年金はもらえないと聞いたので、仕事はしていません。障害年金はもらえますか?

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仕事をすると障害年金はもらえないと聞いたので、仕事はしていません。障害年金はもらえますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

37歳専業主婦です。夫と二人暮らしです。

うつ病と診断されてから、ちょうど1年半経ちます。

今も朝が起きられず、昼夜逆転の生活です。

あと、いつも手が震えています。これは薬の副作用かもしれません。

仕事をしたいと思っていますが、

仕事をすると障害年金はもらえないと聞いたので、仕事はしていません。

障害年金が通ったら仕事を探すつもりです。

障害年金はもらえますか?

本回答は2018年8月現在のものです。

 

仕事をすると障害年金はもらえない、ということはありません。

仕事をしなければ障害年金はもらえる、ということでもありません。

障害年金の受給の可否は就労の一事をもって判断されるものではありません。

 

障害年金は、支給要件を満たし、

障害の状態が障害等級に該当すると判断された場合、支給されます。

 

「初診日要件」とは

障害の原因となった病気やケガを医者か歯科医師に診てもらった日は、

国民年金と厚生年金のどちらに加入していたか、

その加入していた制度によって、もらえる年金の種類が決まります。

 

「保険料納付要件」とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

「障害認定日要件」とは

障害認定日において、一定以上の障害状態にあるかどうかで判断されます。

※障害認定日とは、障害の程度の認定を行うべき日をいい、原則として、

  • 初診日から起算して1年6月を経過した日
  • 傷病が治った日(その症状が固定し、治療の効果が期待できない状態に至った日を含む)

のいずれか早い日となります。

 

うつ病の認定基準は、以下の通りです。

うつ病の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

また、申請の際に就労している場合は、以下のように判断されます。

就労をしていても、障害年金が支給されることがあります。

 

精神障害で就労している場合の日常生活能力の判断について

精神障害で就労している場合、

労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものととらえず、

その療養状況を考慮するとともに、

仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、

他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで

日常生活能力を判断されます。

 

ご質問内容からは、上記の支給要件を満たしているか、

障害の状態が認定基準に該当する程度かが分かりかねますので、

受給の可否については判断いたしかねますが、

うつ病と診断されてから1年半が経過しているとのことですので、

障害認定日は到来していることが拝察されます。

申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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