仕事をすると障害年金はもらえないと聞いたので、仕事はしていません。障害年金はもらえますか?

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仕事をすると障害年金はもらえないと聞いたので、仕事はしていません。障害年金はもらえますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日: 最終更新日:

37歳専業主婦です。夫と二人暮らしです。

うつ病と診断されてから、ちょうど1年半経ちます。

今も朝が起きられず、昼夜逆転の生活です。

あと、いつも手が震えています。これは薬の副作用かもしれません。

仕事をしたいと思っていますが、仕事をすると障害年金はもらえないと聞いたので、仕事はしていません。

障害年金が通ったら仕事を探すつもりです。

障害年金はもらえますか?

仕事をすると障害年金はもらえない、ということはありません。

また、仕事をしなければ障害年金はもらえる、ということでもありません。

障害年金は、障害の状態を審査され、等級に該当すると判断されれば受給することができます。

障害年金の受給の可否は、就労の一事をもって判断されるものではありません。

では、どのような状態ならうつ病で障害年金を受給できるか、確認しましょう。

どのような状態ならうつ病で障害年金を受給できるか

障害年金では、ケガや病気の程度に応じて等級が設定されています。

▼障害基礎年金
1級と2級

▼障害厚生年金
1級、2級、3級

障害が重い順に、1級、2級、3級となります。

障害年金の等級 障害の状態
3級
※障害厚生年金のみ
労働に著しい制限があるもの
2級 日常生活に著しい制限があるもの
1級 他人の介助がなければほとんど自分の用事を済ませることができないもの

では、うつ病で就労している場合の取扱いを確認しましょう。

うつ病で就労している場合の取扱い

就労支援施設や小規模作業所などに参加する方に限らず、雇用契約により一般就労をしている方であっても、援助や配慮のもとで労働に従事しています。

したがって、労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものと捉えず、現に労働に従事している方については、

  • 療養状況…通院の状況や在宅での療養の状況等
  • 仕事の種類、内容…その仕事を一般の人と同じ条件でこなせているか、病気のために特別な配慮や制限が必要な状態か
  • 就労状況…出勤状況への影響はないか
  • 仕事場で受けている援助の内容…職場が病気に合わせて、どれだけ手加減やサポートをしてくれているか
  • 他の従業員との意思疎通の状況…臨機応変な対応や意思疎通に困難な状況が見られないか

等を十分確認したうえで日常生活能力を判断されます。

本事案の場合

本事案の場合、「うつ病と診断されてから、ちょうど1年半」とのことですので、すでに障害認定日が到来しているでしょう。

障害認定日とは

障害の程度の認定を行うべき日をいい、原則として、以下のいずれか早い日となります。

  • 「初診日」から起算して1年6月を経過した日
  • 傷病が治った日(その症状が固定し、治療の効果が期待できない状態に至った日を含む)

仕事をするかどうか、いつから仕事をするかは、体調面、経済面から判断する必要があるでしょう。

上記の通り、障害年金の受給の可否は就労の一事のみで決まるものではありません。

障害年金の請求を前向きにご検討されてはいかがでしょうか。

障害年金を受給するために

障害年金の審査は、「しんどい」、「お金に困っている」、「悲しい」等ではなく、あくまで認定基準に該当しているか否かを審査されます。

そのため、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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