不眠症、摂食障害では障害年金の初診日にならないと言われました。本当でしょうか。

障害年金のことなら障害年金.jp

障害年金ならお任せください
障害年金に関する無料相談は06-6429-6666までどうぞ!平日9時から18時まで受け付けています
 

不眠症、摂食障害では障害年金の初診日にならないと言われました。本当でしょうか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

躁うつ病です。

現在は外出もできず、仕事もすることができません。

障害年金の申請をしようと思っています。

これまで3か所の病院に通いましたが、

ひとつめの病院では、不眠症、摂食障害という診断でした。

具合が悪く一人暮らしができなくなり実家に戻ることになったため、

転居に伴ってふたつ目の病院に転院しました。

そこでうつ病と診断されました。

その後、現在の病院で躁うつ病と診断されました。

ソーシャルワーカーの方に相談したら、

ひとつ目の病院では精神病といえる病気ではないから初診日にはならない、ふたつ目の病院が初診日だと言います。

しかし、ひとつ目の病院に行ったときは働いていたため厚生年金でした。

ふたつ目の病院に行ったときはすでに退職していて国民年金でした。

ソーシャルワーカーさんのいう通りだと、私のもらえる年金は国民年金になると思うのですが、

本当にふたつ目の病院が初診日になるのですか?

 

本回答は2015年10月時点のものです。

 

初診日とは

初診日とは、障害の原因となった傷病について、初めて医師等の診療を受けた日をいいます。

傷病名が確定しておらず、対象傷病と異なる傷病名であった場合であっても、

同一傷病と判断される場合には、他の傷病名の初診日が対象傷病の初診日となります。

たとえば、頭痛や不眠の症状を訴えて近隣の内科を受診したところ心療内科の受診を勧められ、

後日精神科を受診し、うつ病と診断されたような場合、

初診日は、うつ病と診断された精神科を受診した日ではなく、

頭痛や不眠を訴えて近隣の内科を受診した日となります。

 

ご質問内容から、不眠症、摂食障害と診断されたひとつ目の病院が初診日となります。

ふたつ目の病院ではありません。

ふたつ目の病院が初診日になるという見解は明らかに誤りです。

不眠症、摂食障害と診断された病院で受診状況等証明書を取得し、

障害厚生年金を請求しましょう。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。
 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。

お問合せフォームへ

お電話でも承ります

06-6429-6666

平日9:00~18:00