うつ病です。無理して職場復帰して働いています。それでも年金は打ち切られますか。

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うつ病です。無理して職場復帰して働いています。それでも年金は打ち切られますか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

うつ病です。

もう10年以上通院しています。

5年前に障害年金の受給を始めました。当時は休職中で2級でした。

しかし、更新のときに3級になっていましました。

当時は短時間のリハビリ出勤をしていたのですが、主治医が「改善している」と診断書に書いたためでした。

現在は仕事復帰していますが、調子が安定せず、朝に有給休暇の連絡をしたり、遅刻、早退をしながら働いています。

どうにか出勤しても家に帰ると体中がだるく倒れ伏し、朝は這いつくばりながら出勤しています。

すでに2回休職しており、また休職するようだと職場にいられなくなります。

そのため無理をして出勤しています。

しかし、主治医は「次の更新ではもう働いているから年金はもらえないよ。当然だよね。」と言います。

これで年金を打ち切られてはもし仕事が続けられなくなったとき困りますし、今も給料が大幅に下がっています。

こんな状態でも打ち切られて当然なんでしょうか。

本回答は2015年7月時点のものです。

 

退職をおそれ、無理して通勤されているとのことで、大変な思いをされていることと推察いたします。

 

うつ病の3級の程度は、

  • 気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働が制限を受けるもの

とされています。

 

「労働の制限を受けるもの」が対象であり、

「働いているから当然年金はもらえない」という解釈は明らかな誤りであるといえます。

現在も朝に有給休暇の連絡をし、遅刻・早退を繰り返し、給料も大幅に下がっているということであれば、

障害厚生年金3級の可能性は十分にあると考えます。

きちんと状況と認定基準を主治医様に伝えるようにしましょう。

 

障害年金の更新について

更新時の診断書提出により金額を減らされる、支給停止となることが、

2010年から2013年の4年間で6割増えている県もあり、近年増加傾向にあります。

等級を維持することができるかどうかについての判断には専門知識が必要となります。

関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重に書類をご準備ください。


社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

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