本回答は2017年5月時点のものです。
ペースメーカーを装着したものは、原則として3級と認定されます。
3級は厚生年金にしかない等級です。
申請をしていないということは、2級以上に該当しないと受給できない
障害基礎年金の申請を検討されていると推察いたします。
複数の障害がある場合、それぞれの障害を認定し、
併合でさらに上位等級に認定されることがあります。
具体的には、併合認定表による併合番号から障害の程度が認定されます。
ご質問者様の場合、心臓の疾患によりペースメーカーを入れているとのことですが、
3級以下の2つの傷病を併合して2級となるのは、すくなくともどちらか一方が、
眼や耳、肢体の障害等の場合とされています。
うつ病3級相当との併合で2級以上の認定を得ることは難しいでしょう。
ただし、うつ病の状態が日常生活に著しい制限を受ける程度であれば、
うつ病のみで2級と認定される可能性も考えられます。
ご質問内容からは状態の詳細が分かりかねますが、
申請を検討されてはいかがでしょうか。
障害年金の申請について
障害の状態によって等級が決まりますが、
提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり
というケースが数多くあります。
そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。
審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、
1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。
慎重にご準備ください。
申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。
社労士への依頼も合わせてご検討ください
よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
私は元厚生労働省の事務官ですので、
役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。
もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。
疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。