1型糖尿病で障害厚生年金を受けることはできるでしょうか?

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1型糖尿病で障害厚生年金を受けることはできるでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は50歳の時に1型糖尿病と診断され、毎日インスリン注射を打っています。

病院の診察料や薬代が非常に高く、経済的に非常に困っています。

私は30歳の時からずっと夫の厚生年金の3号被保険者として加入してきました。

1型糖尿病で障害厚生年金を受けることはできるでしょうか?

ご質問者様の場合、糖尿病の初診日(初めて病院を受診した日)は第3号被保険者だったことが拝察されるため、障害厚生年金ではなく、障害基礎年金の申請になります。

そのため、障害の状態が1級もしくは2級に該当する場合、障害基礎年金を受けることができます。

糖尿病の認定基準は以下の通りです。

糖尿病の認定基準

糖尿病については、必要なインスリン治療を行ってもなお血糖のコントロールが困難なもので、以下のすべてを満たすものについて、3級に認定されます。

  • 90日以上のインスリン治療を行っている
  • Cペプチド値、重症低血糖、糖尿病ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群のいずれかが一定の程度
  • 日常生活の制限が一定の程度

なお、症状、検査成績及び具体的な日常生活状況等によっては、さらに上位等級に認定される可能性は考えられます。

 

糖尿病の場合、上記の認定基準で審査をされますので、多くは3級と認定されます。

障害基礎年金の申請の場合、2級以上に該当しなければ認定を得ることはできません。

障害年金2級の一般的な状態は、日常生活に著しい制限を受けている程度とされています。

 

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、初診日(初めて病院を受診した日)に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

 

障害基礎年金と障害厚生年金の障害等級について

  • 障害基礎年金…1級および2級
  • 障害厚生年金…1級、2級および3級

※症状の重さによって等級が分けられています。

※3級が最も症状が軽く、2級、1級になるにつれて症状が重く、また受給額も多くなります。

 

これらを参考にしていただき、申請についてご検討されてはいかがでしょうか。

 

(本回答は2021年8月現在のものです。)

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
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より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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