過去に未納期間が多いと、障害年金をもらうことはできないのでしょうか?

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過去に未納期間が多いと、障害年金をもらうことはできないのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は1年前から人工透析を始めています。

透析を始めた時点では国民年金を払っていました。

もうすぐ60歳ですが、年金がもらえる最低の10年以上は払ってきました。

しかし、糖尿病からの透析なので、過去にさかのぼると未納の期間が多くあります。

この場合、障害年金をもらうことはできないのでしょうか?

過去に未納期間が多い場合でも、次の保険料納付要件を満たすことができれば、障害年金がもらえる可能性が考えられます。

 

保険料納付要件とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日のある月の前々月までの公的年金の加入期間の2/3以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の未納がないこと

※ただし、20歳前の年金制度に加入していない期間に初診日がある場合は、納付要件はありません。

 

未納ではなく免除期間であれば要件を満たせますし、初診日が20歳前であれば、納付要件は問われません。

まずは糖尿病の初診日を特定し、上記の要件を確認しましょう。

 

なお、人工透析療法施行中のものについては2級と認定されます。

初診日が特定でき、保険料納付要件を満たすことができれば、障害年金2級が受給できます。

初診日とは

障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。

具体的には次のような場合が初診日とされます。

  1. 初めて診療を受けた日(治療行為又は療養に関する指示があった日)
  2. 同一の傷病で転医があった場合は、一番初めに医師等の診療を受けた日
  3. 過去の傷病が治癒し同一傷病で再度発症している場合は、再度発症し医師等の診療を受けた日
  4. 傷病名が確定しておらず、対象傷病と異なる傷病名であっても、同一傷病と判断される場合は、他の傷病名の初診日が対象傷病の初診日
  5. 障害の原因となった傷病の前に、相当因果関係があると認められる傷病があるときは、最初の傷病の初診日が対象傷病の初診日

※ただし、知的障害の場合は、出生日が初診日となります。

 

(本回答は2021年8月現在のものです。)

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