人工透析中で特に合併症がない場合、必ず障害年金2級が受け取れるのでしょうか?

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人工透析中で特に合併症がない場合、必ず障害年金2級が受け取れるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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当方、透析以外の時間は極めて普通の状態です。合併症もありません。

知人から聞いたのですが、

人工透析中で特に合併症がない場合、必ず障害年金2級が受け取れるのでしょうか?

 

本回答か2017年7月現在のものです。

 

人工透析療法施行中のものについて

人工透析療法施行中のものについては、原則として障害年金2級と認定されます。

 

ただし、人工透析療法施行中のものは必ず障害年金2級がもらえるのではなく、

以下の要件を満たす必要があります。

 

「初診日要件」とは

障害の原因となった病気やケガを医者か歯科医師に診てもらった日は、

国民年金と厚生年金のどちらに加入していたか、

その加入していた制度によって、もらえる年金の種類が決まります。

 

「保険料納付要件」とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

人工透析等の腎疾患の場合、長期に経過していることが多く、

初診日を特定することが困難な場合があります。

また、病院のカルテ等については保存期間が5年とされているため、

それより以前に初診日がある場合は、カルテが破棄されている場合もあります。

 

まずは初診日を特定し、上記の要件を満たしているかを確認しましょう。

要件を満たすことができれば、受給することが可能となります。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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