最初の病院では統合失調症、現在の病院では広汎性発達障害ですが、初診日は現在の病院の初診日ですか?

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最初の病院では統合失調症、現在の病院では広汎性発達障害ですが、初診日は現在の病院の初診日ですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日: 最終更新日:

私は現在精神障害で精神科に通院しています。

初診日から1年6か月経つのですが、最初に診てもらった病院と今の病院が違います。

最初の病院では統合失調症と診断されていましたが、現在の病院では広汎性発達障害と診断されています。

この場合、初診日は現在の病院の初診日ですか?

そうするとまだ1年6か月経っていないので申請はできないのでしょうか?

では、初診日について確認しましょう。

初診日とは

初診日とは、障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。

統合失調症と診断されていて、後から発達障害と判明した場合の取扱い

統合失調症と診断されていた後から発達障害が判明するケースについては、そのほとんどが診断名の変更であり、あらたな疾病が発症したものではないことから別疾病とせず、「同一疾病」として扱われます。

本事案の場合

本事案の場合、「最初の病院」を初めて受診した日が初診日となるでしょう。

初診日から1年6か月経過している場合は、障害年金の請求が可能です。

次に、どのような状態なら障害年金を受給できるのか、確認しましょう。

どのような状態なら障害年金を受給できるか

障害年金では、ケガや病気の程度に応じて等級が設定されています。

▼障害基礎年金
1級と2級

▼障害厚生年金
1級、2級、3級

障害が重い順に、1級、2級、3級となります。

1級、2級、3級の状態は、以下の通りとなっています。

障害年金の等級 障害の状態
3級
※障害厚生年金のみ
労働に著しい制限があるもの
2級 日常生活に著しい制限があるもの
1級 他人の介助がなければほとんど自分の用事を済ませることができないもの

発達障害のため、対人関係や意思疎通をスムーズに行うことが難しく、労働や日常生活に支障がある場合は、受給できる可能性も考えられます。

障害年金の請求をご検討されてはいかがでしょうか。

障害年金を受給するために

障害年金の審査は、「しんどい」、「お金に困っている」、「悲しい」等ではなく、あくまで認定基準に該当しているか否かを審査されます。

そのため、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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