半年前に父が脳出血で倒れました。父は障害年金がもらえるのでしょうか?

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半年前に父が脳出血で倒れました。父は障害年金がもらえるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

半年前に父が脳出血で倒れました。今はリハビリの病院に転院しています。

父はトレーラーの運転手でしたが、手足の麻痺と高次脳機能障害があり、仕事に戻れるかわかりません。

年齢は50代後半で、老齢年金がもらえる年齢でもありません。

会社の保険には入っていたので、今は給料の半分くらいの収入がありますが、それもあと1年くらいで終了するようで、それ以外の生命保険などには入っていないので、無収入になります。

会社の方に障害年金がもらえるかもしれないと言われたのですが、父は障害年金がもらえるのでしょうか?

本回答は2020年6月現在のものです。

 

お父さまの場合、

  1. 脳出血で倒れた時は厚生年金加入期間中
  2. その時点で厚生年金に1年以上加入している
  3. 現在の障害の状態が、認定基準に当てはまる程度

であれば、障害厚生年金が支給される可能性が考えられます。

 

肢体の障害と高次脳機能障害の認定基準は、次の通りです。

参考にしていただき、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

肢体の障害の認定について

肢体の機能の障害の程度は、関節可動域、筋力、巧緻性、速さ、耐久性を考慮し、日常生活における動作の状態から身体機能を総合的に認定されます。

 

各等級に相当すると認められるものを一部例示すると、以下の通りです。

半身まひの認定基準

【1級】

  • 一上肢及び一下肢の用を全く廃したもの…日常生活における動作のすべてが「一人で全くできない場合」又はこれに近い状態

【2級】

  • 一上肢及び一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの…日常生活における動作の多くが「一人で全くできない場合」又は日常生活における動作のほとんどが「一人でできるが非常に不自由な場合」

【3級】

  • 一上肢及び一下肢に機能障害を残すもの…日常生活における動作の一部が「一人で全くできない場合」又はほとんどが「一人でできてもやや不自由な場合」

 

※日常生活における動作と身体機能との関連は、厳密に区別することはできませんが、おおむね次の通りとされています。

【手指の機能】

  • つまむ(新聞紙が引き抜けない程度)
  • 握る(丸めた週刊誌が引き抜けない程度)
  • タオルを絞る(水を切れる程度)
  • ひもを結ぶ

【上肢の機能】

  • さじで食事をする
  • 顔を洗う(顔に手のひらをつける)
  • 用便の処置をする(ズボンの前のところに手をやる)
  • 用便の処置をする(尻のところに手をやる)
  • 上衣の着脱(かぶりシャツを着て脱ぐ)
  • 上衣の着脱(ワイシャツを着てボタンをとめる)

【下肢の機能】

  • 片足で立つ
  • 歩く(屋内)
  • 歩く(屋外)
  • 立ち上がる
  • 階段を上る
  • 階段を下りる

 

高次脳機能障害の認定基準

【1級】

  • 高度の認知障害、高度の人格変化、その他の高度の精神神経症状が著明なため、常時の援助が必要なもの

【2級】

  • 認知障害、人格変化、その他の精神神経症状が著明なため、日常生活が著しい制限を受けるもの

【3級】

  • 認知障害、人格変化は著しくないが、その他の精神神経症状があり、労働が制限を受けるもの
  • 認知障害のため、労働が著しい制限を受けるもの

 

なお、現在は傷病手当金を受給していることが拝察されますが、障害厚生年金と傷病手当金は、受給期間が重なっている場合は併給調整を受けることになります。

 

障害厚生年金と傷病手当金の併給調整について

同一傷病について、障害厚生年金を受給している期間と傷病手当金を受給している期間が重なっている場合、傷病手当金について減額調整されます。

  • 傷病手当金>障害厚生年金の場合、傷病手当金は差額分が支給されます。
  • 傷病手当金<障害厚生年金の場合、傷病手当金は支給されません。

※別傷病の場合は調整されません。また障害基礎年金のみの場合も調整は行われません。

 

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障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
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