一上下肢の全廃として1種1級。体幹の機能障害と併せて障害年金1級が支給されますか?

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一上下肢の全廃として1種1級。体幹の機能障害と併せて障害年金1級が支給されますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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私は、一上下肢の全廃として1種1級の障害者手帳を頂いています。

椅子から自力で立ち上がることができず、

杖や壁、介助者の肩といった支えがないと起立することができない状態です。

体幹の機能障害と併せて障害年金1級が支給されますか?

 

本回答は2017年11月時点のものです。

 

障害年金の申請において肢体の機能障害については、

以下の認定基準により審査されます。

 

肢体の機能障害の認定について

肢体の機能の障害の程度は、

関節可動域、筋力、巧緻性、速さ、耐久性を考慮し、

日常生活における動作の状態から身体機能を総合的に認定されます。

なお、他動可動域による評価が適切ではないものについては、

筋力、巧緻性、速さ、耐久性を考慮し、

日常生活における動作の状態から身体機能を総合的に認定されます。

 

肢体の障害の認定基準は、以下の通りです。

肢体の障害の認定基準

【1級】

  • 一上肢及び一下肢の用を全く廃したもの
  • 四肢の機能に相当程度の障害を残すもの

【2級】

  • 一上肢及び一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの
  • 四肢に機能障害を残すもの

【3級】

  • 一上肢及び一下肢に機能障害を残すもの

 

ご質問者様の場合、一上下肢の全廃として1種1級の手帳取得されているため、

肢体の障害のみで1級に相当するとされる可能性も考えられます。

また、体幹の機能障害のみでも1級とされる可能性が考えられます。

下記の認定基準を参考にしていただき、

障害年金の申請をしましょう。

 

障害年金の体幹機能の障害の認定基準は以下の通りです。

体幹の機能の障害の認定基準

【1級】

  • 体幹の機能に座っていることができない程度の障害を有するもの。具体的には、腰かけ、正座、あぐら、横座りのいずれもができないもの
  • 体幹の機能に立ち上がることができない程度の障害を有するもの。具体的には、臥位又は座位から自力のみで立ち上がれず、他人、柱、杖、その他の器物の介護または補助によりはじめて立ち上がることができる程度のもの

【2級】

  • 体幹の機能に歩くことができない程度の障害を有するもの。具体的には、室内においては、杖、松葉杖、その他の補助用具を必要とせず、起立移動が可能であるが、野外ではこれらの補助用具の助けを借りる必要がある程度のもの

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

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