高次脳機能障害で障害基礎年金の申請。永久認定になりますか?

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高次脳機能障害で障害基礎年金の申請。永久認定になりますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

障害基礎年金の申請を考えています。

高次脳機能障害です。

高次脳機能障害で2級をもらえる可能性はありますか?

また、治ることはないと医師に言われていますが、永久認定になりますか?

本回答は2015年9月時点のものです。

 

高次脳機能障害でも2級の認定を得られる可能性はあります。

1級、2級に該当する障害の程度は以下の通りとなっています。

高次脳機能障害の1級、2級の認定基準

  • 1級…高度の認知障害、高度の人格変化、その他の高度の精神神経症状が著明なため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…認知障害、人格変化、その他の精神神経症状が著明なため、日常生活が著しい制限を受けるもの

 

また、高次脳機能障害で失語症の症状もある場合は、

失語症についての診断書と精神障害用診断書(高次脳機能障害)を合わせて提出することで、

併合認定をされ上位等級に該当する可能性もあります。

 

失語症の各等級に該当する障害の状態は以下の通りとなっています。

失語症の認定基準

  • 2級…発音に関わる機能を喪失するか、話すことや聞いて理解することのどちらか又は両方がほとんどできないため、日常会話が誰とも成立しないもの
  • 3級…話すことや聞いて理解することのどちらか又は両方に多くの制限があるため、日常会話が、互いに内容を推論したり、たずねたり、見当をつけることなどで部分的に成り立つもの

 

ご質問内容からは、障害の状態等詳細は分かりかねますが、

高次脳機能障害でも2級認定を得られる可能性はあります。

障害年金の申請をしましょう。

 

なお、永久認定については、難しいでしょう。

永久認定は、切断、離断等欠損障害や人工股関節そう入等、改善の余地のないものについて得られるものとなっております。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

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