うつ病でも障害者手帳や障害年金がもらえるのは本当でしょうか?

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うつ病でも障害者手帳や障害年金がもらえるのは本当でしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

うつ病です。

3年前には入院し、今も抗うつ剤を服用しています。

働くことができず会社も退職しました。

うつ病でも障害者手帳をもらえると聞きましたが、本当でしょうか?

また、うつ病でも障害年金をもらえるとも聞きました。本当でしょうか?

本回答は2017年2月時点のものです。

 

うつ病でも精神保健福祉手帳、障害年金ともに受けることができます。

 

精神保健福祉手帳の各障害等級の基本的なとらえ方は以下の通りです。

精神保健福祉手帳の各等級の認定基準

  • 1級…精神障害が日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの。
  • 2級…精神障害の状態が、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を 加えることを必要とする程度のものである。
  • 3級…精神障害の状態が、日常生活又は社会生活に制限を受けるか、日常生活又は社会生活 に制限を加えることを必要とする程度のものである。

 

障害年金のうつ病の各等級に該当する障害の状態は以下の通りです。

うつ病の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

ご質問内容からは、

日常生活能力や障害の状態等詳細についてはわかりかねますが、

働くことができず会社を退職したとのことですので、

障害年金2級ないし3級に該当する可能性が考えられます。

 

障害年金を申請しましょう。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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