障害基礎年金は障害補償年金をもらっていても支給されますか。

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障害基礎年金は障害補償年金をもらっていても支給されますか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

障害補償年金をもらっています。

身体障害者手帳は左上肢機能の障害3級です。

現在は無職です。

障害補償年金だけで生活するのは厳しく、

また自分自身も働きたいという気持ちは持っています。

しかし、就職活動をしてもなかなか就職先が見つからないのが現状です。

障害基礎年金というものがあると聞きましたが、

これは障害補償年金とは違うのですか。

障害基礎年金は障害補償年金をもらっていても支給されますか。

 

本回答は2015年9月時点のものです。

 

障害補償年金は、労働者災害補償保険法を根拠法として支給されます。

一方、障害基礎年金は、国民年金法を根拠法として支給されます。

両者は一見似ていますが、異なる制度であり、

障害補償年金を受給しながら、障害基礎年金を受給することは可能です。

 

しかし、公的保険の保険給付は「同一事由につき1保障」が原則です。

そのため障害補償年金を受給している方が、

国民年金法を根拠とする障害基礎年金の受給出来ることとなった場合、

国民年金法を根拠とする障害基礎年金が優先され、障害補償年金が減額支給されることとなります。

 

障害基礎年金を受給できることとなった場合、障害補償年金は12%減額となります。

減額されるとはいえ併給可能ですので、

障害年金を申請しましょう。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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